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あらら・・・

IAEAによる飯舘村への退避勧告に反発するのは学者の面子優先かい。

<福島第1原発>飯舘村「避難不要」 保安院が被ばく量試算
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000108-mai-soci

東京電力福島第1原発から約40キロ離れた福島県飯舘村で、国際原子力機関(IAEA)が測定した放射線レベルが同機関の避難基準を上回った問題で、経済産業省原子力安全・保安院は31日、独自に放射線による被ばく量を試算した結果、内閣府原子力安全委員会の避難基準の約半分にとどまったことを明らかにした。「直ちに避難する必要はない」としている。
文部科学省の簡易型線量計のデータを基に、震災以降の累積線量を試算した。その結果、同村周辺で最も線量が高い地点の累積線量は50ミリシーベルトだった。これは一日中屋外にいた場合の線量で、日常生活での累積被ばく量はこの半分程度と見ていいという。
原子力安全委の指標では、避難基準は実質的な累積線量が50ミリシーベルト以上。保安院は「一日中屋外で過ごすことは現実的には考えづらく、(水素爆発などが起きた3月中旬に比べて)時間当たりの放射線量も減少傾向にある」と強調した。
原子力安全委は31日の会見で「日本の避難の基準は、大気や空中の浮遊物、飲食物の放射線量など、人体への直接的な影響を判断できる数値で決めている。IAEAは、草の表面のちりの放射能を測定しており、日本の基準の方がより正確な評価ができると考えている」と話した。


一般公衆に対する被ばく線量の規制値1ミリシーベルト/年なんて言う値は、まぁ根拠とするものが無い言わば基準作りましたって案配に過ぎない。
一方職業人への(即ち原子力発電所等での作業者)被ばく線量規制値は、リスクと利益のバランスを考えた上で決定されたものである。
その規制値が 50ミリシーベルト/年 であり、更に100ミリシーベルト/5年 でもある。
即ちこの見解は職業人に対する限度までは一般人に被ばくさせても良いって理屈である。
では現実はどうなのか?
平成21年度の職業人被ばくの実績が下表である。

http://www.rea.or.jp/chutou/koukai/H21nendo/1zuhyo-H21.pdf

1年間掛けて原発で働いた人全員を見渡しても、25ミリシーベルト以上被ばくした人は皆無なのだ!。

少なくとも保安院の認識ではこのレベルの被ばくは既にしていると言うもので有るはず。
とすると退避が必要なのは50ミリシーベルトに達してから?なのか。
その理屈はおかしい、可能性が生じた際に予防的に退避させるのが筋である。
周辺外部放射線量・放射能汚染量から見れば可能性は十二分にあるのは分かり切った話だと思う。

この辺、50ミリシーベルトでも影響が出る数字で無いのも判りきっているが、非常事態だからと言って一般公衆に職業人基準を適用するのは乱暴すぎる。
安全なレベルと力説するのは構わない、しかしその数字を決めた根拠をしっかり出して欲しいものである。
上記基準が妥当とするなら・・・将来において職業人に対する被ばく管理など荒唐無稽の話になってしまう可能性さえあるのだから。


なお、福島第一の現場でアラームメーター不携帯という事に批難が出ているが・・・有る意味過剰反応な話では無いだろうか?
間違いなく作業員全がはフィルムバッチと言う評価用個人測定器を携帯している、これさえ有れば被ばく線量を確実に評価出来る。
アラームメーターは過剰被ばくを防止する為のものであり、一般作業時に携帯義務のない発電所など幾らでも有る。
線量計不足による代表者のみ着用は・・・根源的に間違った運用で無く・・・原則通りに拘泥するあまり、比較的楽な筈の「作業までが遅れる」方が罪深いだろう。
尤も、東電側管理者にこの辺の危機感が無いのか?速攻で他発電所に依頼すれば有る程度の数量は提供される筈である。

【theme : 東北地方太平洋沖地震
【genre : ニュース

tag : 原子力発電所 放射性物質

グズグズするな

事故から既に3週間、事態の早期収束は望めない以上逆に決断は急がれる。

飯舘村に避難勧告を=IAEA
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110331-00000008-jij-int

国際原子力機関(IAEA)のフローリー事務次長は30日、ウィーンの本部で記者会見し、事故を起こした福島第1原発の北西約40キロにあり、避難地域に指定されていない福島県飯舘村について、高い濃度の放射性物質が検出されたとして、住民に避難を勧告するよう日本政府に促した。
同事務次長は「飯舘村の放射性物質はIAEAの避難基準を上回っている」と指摘。日本側からは調査を開始したとの連絡があったことを明らかにした。


飯舘村役場近辺のモニタリング値は現在でも約8マイクロシーベルトである、過去にはもっと高いピークが有ったが、この際それは無視してもこのレベルで20日間被ばくしたら累積線量は約4ミリシーベルトに達する。
実際、毎日新聞記事に依ればこの96時間積算値でも約3ミリシーベルトに達している。
あくまでもコレは外部被ばく線量であって、土壌サンプリング結果での最高値287万ベクレル/キログラムから容易に推定される内部被ばく等を合わせると・・・避難を指示するのは当たり前だろう。

TV等では1時間当たりの線量でしか報道しないが・・・重要なのは積算値である。
そしてそれは、外部放射線の影響・呼吸による放射性物質の影響・飲食による放射性物質の影響・その他の影響などの合算値である。

この辺・・・事故以降でこの近辺のモニタリング結果が異常に高い値を示し続けており・・・その原因がSPEEDIでの演算で明らかになって以降も何ら対策を取らないのはハッキリ言って無責任である。
まぁ背景にはその後方に県庁である福島市があって・・・境界を定めるのが難しいと言う政治的判断があるのだろうが。
何れにせよIAEAにダメ出し喰らって抵抗できるとも思えない・・・SPEEDIでの演算結果とモニタリングを早急に照らし合わせて避難指示範囲を早急に決めるべきだ。

放射線被ばく防護の観点から見ると、この様な大規模集団被ばくの場合には「人・Sv」と言うものが重要になる。
何かと言えば・・・この事故による公衆の総被ばく線量の合算値である。

http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=09-01-05-07

上に記載されているチェルノブイリ事故の600,000人・Svには恐らく達しないだろうが・・・必要な手は講じるべきである。

蛇足だが、平成21年度における「職業被ばく」の総合計は 84人・Sv に過ぎない。


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【genre : ニュース

tag : 原子力発電所 放射性物質

まぁ当然の話だが

有る意味当たり前の措置だが・・・証文の出し遅れになってしまった感は否めない。

全原発で緊急用代替電源義務づけ…1か月以内に
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110329-00001138-yom-soci

東京電力福島第一原子力発電所の事故を受け、経済産業省がまとめた原発の緊急安全対策の全容が29日、明らかになった。
津波や地震で非常用電源が使えなくなっても、原子炉や使用済み燃料プールを冷却できるよう、電力会社に緊急時の代替電源を用意することを義務づける。11の電力会社に対し、1か月以内に全原発で安全対策を講じ、状況を報告するよう求める。


今回の教訓は色々あるが、電源を守るだけでは不十分であるのも確かである。
同じように津波に襲われた東海第二発電所、電源だけじゃなく海水系のポンプも守られたからこそ冷温停止に持ち込めた。
例え電源が有ろうが・・・海水系のポンプ・モーターが損傷したら熱をPCV内に溜め込み続ける事に何ら変化は無い。
まぁRHR一次系統で注水が出来れば、炉心損傷は回避できる事は確かだが。
電源車ってのも限界が有りますから・・・将来的にはガスタービン発電機設置って案配になるのかな?。

何れにしてもBWRならタービン建屋・ラドウエスト建屋、PWRならば補助建屋への冠水対策と共に必要な処置であるのは確かですね。
尤も冠水対策は結構大掛かりな工事になりますから・・・可及的速やかにって案配でしょうが・・・1年は掛かる?。

何れにしても今回の事故で全原発を止めろ!って暴論が出てきていますが・・・そんなことしたら「日本産業の死」に繋がります。
嫌悪感は判りますが・・・現実逃避ではダメです、しっかりと出来ることと出来ないことを見据える事が必要です。

なお、東電管区での救急病院への計画停電回避要請があります。
確かに大事な事なのだが・・・特定1カ所だけ「回避」と言うワザは不可能なのが現実。
その病院を含むブロック単位でしか処置出来ない訳で・・・変電設備から遠い場所が対象なら・・・結局その変電所受け持ち地区全部の停電を諦めざるを得ない。
コレを無制限に認めると・・・結局計画停電なんて実施できず・・・突発的大規模停電の危機に怯えることを甘受せざるを得なくなる。
この辺、確か救急病院の指定にはランク分けが有るはずですが・・・変電所との位置関係も加味した再区分が必要になるのではないでしょうか。

一方福島第一での海への放射性物質漏洩が続いています。
早急にルートを把握し対策を練ることが重要です。

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【genre : ニュース

tag : 原子力発電所

単にお粗末ならええけど

放射線計測を有る意味生業としていたので・・・まぁ有り得る話とは思ったが・・・それでも変。

東京電力、放射能濃度データ訂正 「人的ミス」現実味
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110328-00000097-san-soci

東京電力は27日、福島第1原子力発電所2号機のタービン建屋の地下に漏れ出した水たまりの放射性物質(放射能)の濃度を通常の1千万倍と発表し、夜になって「数値は誤りだった」と撤回した。作業員の生命に関わる重要なデータにもかかわらず、訂正発表は2日連続で、武藤栄副社長は「大変お騒がせした。申し訳ない」と謝罪した。
この日昼過ぎ、東電は、26日に2号機の水たまりから採取したサンプルから、放射性物質の「ヨウ素134」が1立方センチメートル当たり29億ベクレル検出されたと発表した。ところが実際はヨウ素134ではなく、ヨウ素131やセシウム134などだった。
29億ベクレルという量は、通常の運転している原子炉内の水の1千万倍に当たる数値。技術担当者は、他の物質と比べてあまりに高い数値に首をかしげ、「再評価する必要があるかもしれない」などと説明したが、夕方になって会見した武藤副社長も、訂正の可能性には言及していなかった。
分析は、高い放射線量が計測され、被曝(ひばく)する作業員も出る危険な状況の建屋の中でサンプルを採り、隣の福島第2原発に持ち出して行っている。
東電によると、分析機器から出た結果をうのみにし、ヨウ素134と取り違えたという。放射線量の減り具合をもとに濃度を計算するが、ヨウ素134は半減期が53分間と短く、逆算した数値が極端に高くなった。ヨウ素131は半減期が8日間、セシウム134は約2年。
復旧を急がなければいけない混乱した状況での作業は時間的にも余裕がない。ただ、発表されたデータに現場では早くから疑いが持たれ、再評価するに至った。武藤副社長は緊急会見で、「計測器のデータを評価するときに、手順を抜かしてしまった」と経緯を説明した。極限状態で過酷な作業が続き、懸念されていた重大な人的ミス(ヒューマン・エラー)の発生が現実味を帯びてきたといえ、二重、三重のバックアップ態勢が求められる。


今回測定値の評価ミスと言うことなのだが、分析を如何に行ったのか?の手順を示すと。
現場で測定対象物をサンプリングする、この際には「何時何分」「どこの場所で」が必須である。
今回汚染水表面で1Sv/hと言う高線量率のサンプリングであるので・・・サンプルをそのまま測定するのは不可能である。
従って・・・測定できる状態まで「希釈」をする必要がある。
何故か?と言うと、用いるGe半導体検出器は微妙な測定を行う装置であるが故に測定できる範囲が決まっているのだ。
例えば子供の頃の理科の実験で使った「てんびん秤」これで数グラムの計測は行った経験が有ろうが、あの秤で1トンと言う重さは計測不能である。
それと同じ事で・・・計測可能な量に調整する必要がある、この辺データが間違っていたと言うのはサンプルの調整における計算間違いか?と思ってた。
実際東電のGe半導体検出器で液体を測定する場合には、特製の計測容器にて封入して行う訳で・・・確か500cc入り容器だった筈。
公表された数値の物件を500ccも入れたら・・・測定器は確実に「窒息する」。

訂正は核種の取り違えって案配だが・・・この取り違えと言うことに実は疑問がある。

間違われた核種は ヨウ素-134
この核種が出すガンマ線 主ピーク  847.03keV 95.4%  サブピーク 884.09keV 64.9%  サードピーク 1072.55keV  14.9%

取り違えたた核種が Co-56
この核種の出すガンマ線 主ピーク  846.77keV 99.94% サブピーク 1238.28keV 66.9% サードピーク 1037.84keV 14.17%

評価は主ピーク測定値で行うにしても、少なくとまともなプログラムならサードピークまでの測定結果で矛盾が生じていない事のチェックは行っている筈。

そう言った意味合いでサンプル計測において 884.09keV にピークが有ったのだろうか?。

さて計測が終わった時点で・・・結果は測定器に繋がっているPCにて評価定量される。
その際に、サンプル量・サンプル採取時刻等のパラメータを与えると・・・測定時点での放射能量を・・・サンプリング時刻における評価値に換算出力される。

今回サンプルは第一発電所採取、測定は第二発電所であるため・・・採取と測定との間に相当のタイムラグがある。
半減期が約53分と言う短半減期物質で有る以上・・・タイムラグが5時間も有れば測定値は50倍以上の補正数値になってしまっている。

有る意味測定者も??だった筈で・・・だったら1時間後に再測定すべきだった。


webでプルトニウムを測定してなかった!ってのに批判が多いが・・・現実には計ってる暇が無いのと現地には測定する方法すら無い。

基本的にプルトニウムはアルファ核種で放出するガンマ線は殆ど特性エックス線と変わらない。
この様なガンマ線を計測するには・・・バックグラウンドを極低レベルにしないとダメだが・・・現状の福島ではそれは望めない。
ではアルファ線を計ればええじゃ無いか?だが、単に測定しただけなら測定値がプルトニウム由来とは言えない。
アルファ線のスペクトル分析を行うには・・・プルトニウムの単分離が不可欠であり・・・時間が掛かる。

よって迅速にこれを行うには、ICP-MSと言う質量分析器による測定が必須であるが・・・こんなの現地には無い。
物知り顔で書いている人に・・・プルトニウム241はベータ線出すから?って訳判らん理屈をこねている人が居るが(笑)、
ベータ線の最大エネルギー分析を行うのは・・・結構大変なのと、他核種の混入は絶対に避けなければならない。
即ち上で難しいとしたガンマ線測定よりも困難な方法である。

プルトニウム測定なんて悠長な事を火事場でやってる暇は無い。
もっと重要な測定で現場はてんてこ舞いになっている。

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tag : 原子力発電所 放射性物質

注水の真打ち登場?

昨日の記事に引用した特殊消防車をようやく投入ですな。

福島原発 自衛隊 3号機に向け放水を再開
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110318-00000020-maip-soci

防衛省・自衛隊は18日午後、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールの冷却に向け、高圧消防車による地上放水を再開した。
また、東京消防庁は18日午前、ハイパーレスキュー隊を現地に派遣、1号機の使用済み核燃料プールへの放水を実施する方針。防衛省と東京消防庁は電源ケーブル敷設作業後に連携して放水を実施する。
一方、北沢俊美防衛相は陸上自衛隊ヘリによる上空からの海水投下を18日は見送る考えを示した。


今逼迫しているのが3号機で本来自衛隊と消防庁の担当が逆だと思うが・・・1号機のプールを絶対に悪化させないと言う方針なのかも知れない。
特殊消防車の揚水能力は4トン/分・・・タンク式では無く送り込み式なので、一旦設置さえ出来れば給水を継続的に行える。
プールのサイズが3号機で10×12×11メートルだとのことで容量は1300トン余。
燃料体の頂部から3メートルまで水が入れば・・・・ヘリで接近できる程の線量率に下がる筈である。
よって燃料体頂部を5mとして都合8メートル分の960トンは絶対に入れたい。
ところで今回の消防庁は酸素マスク持って行ってるよね?。

ヘリによる給水は余りにも非効率的で・・・有る意味「やってますよ」的なパフォーマンスです。

電源の復旧作業と給水は漏電の危険性で背反なため並行作業が行えないのがもどかしい。

さてさて、使用済み燃料プール水の補給と電源復旧による冷却が出来たら・・・本格的な対策が始まる。
まずは・・・4号機爆発した際に落下したと言う高線量物品をどないか始末する必要がある。

洪水などのときに使う大きな袋に土を詰めて物品の周りを取り囲み・・・上からコンクリート流し込む。
恐らくコレで線量率は1/1000以下になるはずだから随分と楽になるはずだ。




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