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どうかしら?

一見まともそうな発表だが、疑問点が些か残り・・・まくるなぁ。

汚染土を密封、線量が大幅低下…保管技術開発
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120223-00000677-yom-sci

放射性物質で汚染された土砂や廃棄物を、特殊な建材を組み立てたピラミッド状の囲いの中に密封して保管する技術の開発に、北九州市立大の伊藤洋(よう)教授(55)(放射性廃棄物工学)らの研究チームが成功した。
福島県内での実験では放射線量が密封前の約40分の1まで低下しており、近く普及に乗り出す。
汚染土をコンクリートで覆ったり、地中保管したりして封じ込めるのに比べ、短期間で簡単に組み立てられ、環境汚染の心配がないのが特徴。伊藤教授が日鉄環境エンジニアリング(東京)、旭化成ジオテック(同)と共同で開発した。
米軍が開発した高密度のポリエチレン製の籠状の建材をピラミッド状に何層も積み上げ、その中に汚染土を入れる。放射性物質を吸着する粉末剤を混ぜた土の層で上下を覆い、放射性物質が外に漏れないようにする。


ここで言う放射線はガンマ線を指すわけで、その減衰は単なる物理量である 密度×厚さ= に依存する。
この報道で言えば当該物質は高密度ポリエチレンで・・・その密度は水よりも小さい。
一方、セシウム137のガンマ線に対する水の半価層は17センチ程度と考えられる。
とすると約40分の1までに減衰させるには、少なくとも半価層の5倍以上の厚さが必要で有るので。
(半価層は放射線を半分にするのに必要な物質厚さ、2倍になれば1/4に、4倍になれば1/8・・・)
以上から考えると単なる高密度ポリエチレンの力だけで約40分の1に低下したなら、容器の厚みは1m近いものになる。

ハッキリ言ってこんな厚みの容器を使うのは・・・今の日本では馬鹿げた選択だ。

何かと言えば、高密度ポリエチレンなんて石油の固まりと同義語、貿易収支が悪化してる現在では無茶。
強度が許す範囲で中空にした容器内部に単に水を満たす(言わばポリタンク)で同じ効果が得られる。

今回の計測値・・・汚染土はそのままの表面で、密封した後は当然密封容器の外側表面で測定したのでは無いだろうか?
放射線は距離の自乗に反比例する性質が有るわけで、測定条件を同一にする必要がある。

この場合、表面線量率の変化など無意味で、当該土砂条件・測定条件を同一にして、間に上記遮蔽体の有無だけの測定が必要。

上記物質の力だけで本当に遮蔽できたとするなら・・・原理は簡単で内部に重金属を均質化したもの以外にはあり得ない。

また一方で、汚染土砂等をそのままこの様な方法で隔離するのは余りにも非現実的であると言わざるを得ない。

広域処分場を早期に確保して、六ヶ所村での低レベル廃棄物処理場と同じ処置する方が簡単だ。


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tag : 放射性物質

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