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ウラン残土搬出開始 その2

ウラン残土とは何なのか?

ウラン残土は、『坑道掘削時に、ウラン鉱石として分別したもの以外の土や岩石であり、微量ながらウランを保有しているもの』。であり、別名「捨石」とも呼ばれる。
そのウラン残土から出る放射線量は、ウラン残土から1m離れた場所で最大5.3ミリシーベルト/年の放射線量である。この放射線量は、一般公衆に対する制限値の約5倍であるが、こんな場所に常時暮らしている訳では無いので、殆ど問題にはならないし、世界探せばこの値の更に10倍以上の環境で暮らしが営まれている事も多々あるのである。

なお勘違いしてはいけないのは『ウランは特殊な元素』では無いと言うことで、微量成分として地球表層に必ず存在している。
一般土壌中のウラン濃度の平均はほぼ2ppmで、1トンの土壌中におよそ2グラムのウランが存在する。
純ウラン3トンで約1キュリー(370億ベクレル)であるため、土壌1グラム当たりのウラン放射能量はおよそ20数ミリベクレル程度と見られている。

人形峠で採掘された鉱石が8万トン程で、採取されたウランが約80トンであるので、ウラン品位は0.1%程度とみられるが・・・・(まぁ普通かと思われる)、しかし鉱脈が採掘しにくい等で採算にはほど遠い、しかも原発1基分にならない茶番劇であったのだが残った残土は総量で45万トンに達している事を考えれば笑い事では無いだろう。
そう言えば、オウム真理教の麻原がウランが出ると聞き及んで、昔に長野へ出かけたそうだが・・・・・この辺の気が遠くなりそうな現実を理解していたのだろうか?(苦笑)


さていよいよ本題であるが、では何故にこの問題が20年も処理出来なかったのであろうか?
答えは簡単、最初に地区と交渉した責任者が馬鹿者で有ったのだ。
現在の都市部でも『よそのゴミは持ち込ませない』と焼却炉一つ作るのでも大変なのに、曰く付きの『ウラン残土』をよそに搬出出来ると考えたお役人がアホなのである。
その場所で採掘された残土なら、その場所へ埋め戻してしまうか大規模ピット(コンクリート製)作って埋めてしまうのが正しい。
戻された残土の上に2m程一般土壌を盛り土すれば何も問題はないのである。
実際他の地域ではそうしている訳であるのだから。

初期交渉で迂闊にも『余所へ搬出する』と謳った協定書で合意してしまったがためにこの問題が解決できなくなってしまった。これは日本伝統の『安易なその場しのぎと問題の先送り』と言うお役人の体質から来た問題である。
ハッキリ言って懲罰金が年間で約3億も掛かると言う・・・・ケツに火がついた状態になるまで、最終手段を執れなかったし、選択した解決策も有る意味最悪である。

なお、この問題で発端となったメディア報道の中に、ウラン残土で『青白い光が見える』と言う噴飯モノの表現が有った。
万が一にもそんな光が見えるようならば・・・・・それは残土ではなくとてつもない高品位のウラン鉱石が水に浸かった状態だろう。
そんなお宝を捨ててたのなら、日本はダメダメである(爆)


以上 

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