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PLR配管問題

久々に原子力問題を2つ

東電の福島第二原子力発電所3号機の再循環系配管にほぼ全周にわたるひび割れが見つかった。
部位は溶接部近傍の内面である。当初は安全性には問題ないとしながらも、関係筋からの指摘で交換して切り出した旧配管をチェックして全容が判明したわけだ。
通常原子力発電所の定期検査でチェックされるのは「溶接部」であり、配管そのものの部材は厚み検査以外はなされない。今回見つかったのはこのひび割れが溶接部近傍にあったからである。
では何故に見逃されていたのだろうか?。この様なひび割れ検査は超音波探傷法にてチェックされる。
配管外部に超音波発信器を接触させ超音波を出す、超音波は指向性が高くほぼ配管部材内を直進し、何かにブチ当たると反射する、その反射を探知すれば配管部材内がどの様になっているかが判定できる。
今回はこの探査において、近隣の溶接部盛り上げ部での反射エコーと誤認していたらしい。
しかしこの発表は非常に不可解である。超音波探傷試験は昔なら反射波のエコーをオシログラフで人間が確認していた、従って非常に高い職人技での判定であったから、見逃すと言うことは有り得る。
しかし現在の機器はこれらの反射波データを記録し、解析する方法が主流であり、疑わしかったら別の検査手法を取ればほぼ解明出来る状況になっている、技術員の技量に頼る時代では無い。
そして今回問題が発生した福島第二原子力発電所3号機であるが、この3号機は89年1月に再循環ポンプの内部破損事故を起こして緊急停止を余儀なくされた曰く付きの発電所である。
疑わしいエコーを発見した場合に・・・・本当に再調査しなかったのか?、しなかったのなら余りにも東電関係者は脳天気であると断言せざるを得ない。

次に昨日の金沢地裁での志賀発電所2号機運転差し止め判決である。
昨年起きた宮城地震での地震規模と想定震度が女川原子力発電所では全く予測と異なった事を受けての判決であるのは明白である。実際のところ地震と震度の因果関係など未解明であり、判決で述べられている「想定を超えた地震動」が起こりうる可能性は否定できないだろう。
しかしながら「耐震設計には問題があり、想定を超えた地震動によって原発事故が起こり、原告らが被曝(ひばく)する具体的可能性が認められる」とまで認定するには無理があるのでは無いか。
実際判決の後半部分では「改良型沸騰水型」の安全性については「事故が発生する具体的可能性についての立証が不十分」と住民側の主張を退けた訳である。
そう言った意味で今回の判決は互いに矛盾する内容を含んでおり、今後の動きは注目しなければならない。原子力発電所の有る意味命運を賭けた裁判になった。
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