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責任論より解明が先

敵前逃亡と言われても仕方のない事だが・・・・ここ数年の農相は多難である。

「政治責任」強調の一方で省かばい 太田農水相、ちぐはぐな説明…産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080919-00000938-san-pol

 誠に申し訳ない-。汚染された事故米不正転売問題をめぐり、18日の定例会見で辞意を表明した太田誠一農水相。発言が問題化することもある、いつもの会見とは一変して神妙な表情で会見に臨み、謝罪の言葉を口にした。ただ、事故米問題で「政治責任」をとったことを強調する一方、「農水省の対応で辞任したわけではない」と同省をかばうなど、ちぐはぐな説明もあった。

 午後11時過ぎ、太田農水相は、予定時刻よりやや遅れて、報道陣が待ちかまえる農水省内の会見室に入ってきた。普段はクールビズでノーネクタイ姿も多いが、グレーのスーツにネクタイを締めている。顔はやや土色で、厳しい表情。疲れも見える。

 いつものように、淡々と閣議の報告をし、続いて官僚の用意したペーパーを読みながら、白須敏朗事務次官の辞任など、部下の人事異動を発表。それから、一息おいて「いま事務次官の人事について報告申し上げましたが、私自身のことは申し上げませんでした…」と辞意を切り出した。

 ときおり、言葉に詰まりながら、ゆっくりと理由を説明する太田農水相。「日本の食の安全は大丈夫、という国内外の評価を揺るがし、誠に申し分けない」と謝罪した。

 事故米調査途中で辞任する理由を問われると、「内閣の任期があと4日に限られているため」と、政治責任をとるために辞任したことを強調した。

 「農水省の対応は、消費者へ向いていなかったのではないか」との質問については、「自分がどこへ向いて仕事すべきか整理できていなかったのではないか。批判されるのはやむを得ない」と素直に認め、肩を落とした。

 一方で、事故米問題で「じたばた騒いでいない」と発言したことについては、「(内閣府の)食品安全委員会が安全といっている、ということを言った」と、やや声を荒らげて改めて弁解し、最後まで撤回を拒んだ。これまでに政府内でも批判を浴びてきたが、辞意は「私自身の決意」であることを強調した。

 また、「農水省の対応の甘さの責任を取ったのか」との質問には、「対応のことではない。これだけ社会的に大きな問題になったので、いずれは責任を取らなければいけないと思っていた」と農水省をかばった。



日本的考え方で、「事が起きると責任を取って辞任」と言うスタイルがしばしば見られる・・・と言うよりそうしないと世間が納得しない風潮だ。
しかし本当にそれで正しいのだろうか?。日本的風土に根ざした「腹を切った人をそれ以上追求しない」と言う浪花節はいただけない。
少なくとも何が問題であり何が原因であるのか、そして責任は何処に所在するのか、自らの職責で掘り起こすのが筋では無いだろうか。
その上で後任に処分その他下駄を預けるべきであろう。

今回目前で首班交代による内閣総辞職が控えており、それまでの繋ぎをどうするのか?、まさか総理大臣が兼務する訳にも行くまいが・・・方策は3つ。
1. 総理が兼任
2. ショートリリーフ起用
3. 次期総理候補と計って、横滑り留任含み起用

まず総理兼任は絶対に不可だ、この問題を専任者無しで乗り切ろうとするのは無責任極まりない、例え短期間であろうが。
但し総辞職直前タイミングでの罷免扱いなら可能だろうが、その場合には太田農相の受けるダメージは大きい。

ショートリリーフ起用はもっと無責任、3~4日しか在任しない人に指揮など無理だ。

横滑り留任が最も可能性が高いはずだが、そうすると総裁選を必死になって演出しているのが明らかに茶番だとネタバレする。

何れにしても与党の受けるダメージも大きい。
有る意味指摘されるような選挙対策は明白だが、あと数日総辞職まで我慢して欲しかったと思う。
結局この問題・・・・官房長官の兼務に落としどころを見いだした様だが、総理の兼務と五十歩百歩に過ぎない。


さて今回の事故米、広範囲での食品への混入により消費者はもとより関係者も疑心暗鬼に陥っているが、農薬(メタミドホス)汚染による事故米について考えてみたい。
前にも書いたが、2006年5月に施行された「残留農薬等に関するポジティブリスト制度」により、施行前にはシロだった物件が一転事故米になった訳だ。
しかしながらココで疑念が湧く。この制度は2003年に成立しており、3年の猶予期間がおかれていた。即ち少なくとも2004年以降に輸入されたミニマムアクセス米がこの基準値を満たさなければ何れ事故米になるのは判っていた筈である。
制度施行以前に全部売り捌けると考えるのは余りにも脳天気だし、施行後でも問題発覚後にまで抜本対策が取られた節は無い。

また農水省の説明では「工業用ノリ原料」として売却したとされてきたが、昨今の報道ではそもそも「工業用ノリ原料」としてのコメ需要は殆ど無いに等しい実態も明らかにされている。
前回記事でも書いたが、ミニマムアクセス対策には「輸入とセットの消費」が必要であり、事故品であろうが廃棄処分に踏み切れず、不良在庫が積み上がる事になる。

結局のところ、事故米の処分を会計検査院から指摘され、「多少のことに目を瞑って」売却を行ったものと想定できる。
その辺『魚心(うおごころ)あれば水心(みずごころ)』が業者との間に実際有ったのだろう。
事実過去の事故米では「事故米と一見しただけで判る処理」を行ったのに、その手順すら放棄していたのだから。

さて立ち返ってそもそも今回の事故米は危険なのだろうか?
確かに基準値を超えているが、「即人体に影響が出る」と言う物件では断じてない、農水省側の認識が甘かったのもその辺の事情と、国民意識とのギャップに根ざしているだろう。
メタミドホスの毒性は諸説有るが、これ以下なら健康被害を引き起こす可能性は無いだろうとされる量として、体重50キロの人で大体0.15ミリグラムと見られている。
すると今のところ見つかったサンプル濃度は0.1ppm以下であるので、大方1升以上の当該コメを一日で消費しないとこの量にも達しない。
春先に起きた毒ギョウザでの数万ppmとは大いに意味合いが違うことを認識すべきであろう。


一方今回騒動の主役である三笠フーズ、この一件のみならず顧客から預かった優良米を横流しして低品位米を納入した疑惑も発掘され、殆どこの辺の悪徳商法が常態化してた節がある。
少なくとも食品衛生法では無く、「詐欺」として立件して欲しいものである。
また、何度も通報を受けながら見逃してきた農水省の「不作為」も断じて欲しいモノである。

何れにせよ全容解明には時間が掛かる、次期農相は最初から高い山を登る気概を見せて貰いたい。

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tag : 食品偽装

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