1. 無料アクセス解析

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

日本風土に馴染むか?

面白いと言うより、今まで議論の俎上にも上らなかった案件が遂に浮上したとも思えるのがこれです。

「終身刑導入」 自民に勉強会設置へ・・・・産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000958-san-pol

先日の光市母子殺人事件では、最高裁での差し戻し評決から、高裁で死刑判決へと転換されましたが、事実上の有期刑である無期懲役と死刑との格差が甚大であるとの認識が深まった結果を受けてのものだろう。

非難囂々は承知だが、従前判例やその他の判決を確認しても、あの事件が死刑になるのは如何にも妙であり、当初判決である無期懲役が妥当だと私は思う。
何よりも被害者遺族の感情重視というのは・・・・余りにも不平等であると思います。
極端な例で言えば、天涯孤独な野外生活者が2名被害に遭ったとして、当然の如く被害者遺族など存在しませんから・・・・その犯罪に関しては重視されなくて良いのか?です。
人の命に軽重など有ろう筈は有りません。
尤も私自身は「人命は地球より重い」なんて馬鹿げたお題目など全く信用しません。
戦争になれば「敵を殺す事が英雄」って相反する論理に支配される訳ですから。

被害者感情に極度に迎合するなら、それは司法と言う場を借りた報復リンチに過ぎません。
あくまでも司法は何者にも影響されず、中立を保つ事こそ要求される筈です。
例え一般公衆が求めようが・・・・その立場を世論程度に影響されるのは非常に拙い。

世間感情重視が進むなら・・・・殺人案件は・・・・何れ問答無用の死刑要求になりかねません。
実際何度も書きましたが、埼玉での「幼児が巻き込まれた死傷事故」に対し、危険運転死傷罪適用を求めた署名が数十万を数えました。
裁判所は冷静に当該罪適用が無理だと判断しましたが、世間感情が判決を左右するならばこの事件はどうなったか?実に不明朗極まりないかも知れません。
少なくとも、故意犯と過失犯を同列に扱うべきでは無いと再度私は言いたいです。

そう言った意味合いで、今回の検討は評価すべき案件でしょう。

犯罪者を放免する罪より、無罪の人を死刑にする罪の方が余程大きい。
アメリカの最新調査では、冤罪で死刑判決を受けた人のなんと多い事か。

私は死刑を否定しません、しかしながらその選択は慎重であるべきと思ってます。
現状の流れはあまりにも安易である事を憂慮するだけです。
そして裁判は・・・・決して公開リンチにしてはならないと思います。

よって格差の大きすぎる刑罰の隙間を埋めようって意味合いの終身刑導入検討は遅すぎたのかも知れないとも思います。
とは言え、最終的に犯罪者の面倒を税金で賄う訳ですから、当然の様に違和感を持つ人が多いはずですので、日本風土に合致するのか?も含めて慎重な議論が必要だと思います。

スポンサーサイト

【theme : 司法制度
【genre : 政治・経済

⇒trackback


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

終身刑導入するくらいなら、無期懲役の人殺しをもっと死刑にすればいい。

 「終身刑導入」 自民に勉強会設置へ   http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080428-00000958-san-pol  死刑廃止のための終身刑導入なんて絶対反対だなー。死刑廃止には反対だけど終身刑導入には賛成とか言ってる人もいるけど、両方があればもともと死刑にな

⇒comment

Secret

被害者感情に迎合、なんでしょうかね・・・
確かに本村さんの訴えかけは明確であったけど。
極例として天涯孤独な野外生活者が2名殺害されたら、と言われましたが、同様の極例として、今回の被告が30代の野外生活者だったら、今回ほど周囲が死刑阻止に向けて騒がなかったんじゃないでしょうか。
私的には、犯人の年齢が18歳30日であろうと、35歳11ヶ月であろうと、死刑が妥当であると思います。
死刑は極刑として存続させ、その上で終身刑も必要ではないかと。
死刑廃止の変わりに終身刑というのはおかしい。もちろん、無期懲役の上がいきなり死刑の現状はもっとおかしいと思っていますが。

ご意見ありがとうございます。

逆から見た場合も同じ事でしょうか。
世論の高低によって判決が影響されるべきでは無いと思っております。
従って犯人が30代の野外生活者であろうがほぼ同一量刑判決が下されるべきでしょう。

死刑廃止には私も反対です、しかし無期懲役との格差は大きすぎますね。
従って死刑選択に裁判官ですら躊躇があるのだと思います。


私は、今の刑罰は軽いと思っております。
もし、私の身内が殺害されたとして、その犯人が無期懲役で十数年で出所するなんて、絶対にゆるせません。
被害者もその遺族も浮かばれません。

ですから、今、無期と判決が出る事案は、終身刑にして欲しい・・・・。

私も、犯罪に巻き込まれたことがありますが、被害者の精神的な苦痛は、一生拭えないんですよ。
その犯人のせいで、一生背負っていくんです。

これは、感情に・・・という話で片付けてはいけません。
たとえ犯人が死刑になっても遺族にとって満足することは無いでしょうが、今のままでは甘すぎます。

例えばの話ですが、性犯罪を犯した犯人が数年で出てくる、そして再犯率が高く、再犯するものも居る!・・・そしてまた、自殺まで起こしてしまう程の心に深い傷を負う人が出る。
犯人の人権の前に、被害者の人権を考える。
そうで無い今の司法は、どうかと思っています。

ただ、悪法も法なり!ですので、今の状況を感情でどうのこうの言うのは間違いです。
この法を、正して行く努力を続けて行く。
これが大切だと思っています。

とっちゃんさん今日は。

犯罪に対する罰則が軽すぎるかも知れませんが、いたずらに重くしても本質的な解決にはならないと思います。
厳罰化の流れが加速するなら、更生可能かも知れない人の更生機会をも失う訳で、再犯性とのからみもあり非常に難しい問題を抱えていると思います。
特に再犯率の非常に高い性犯罪など、アメリカではかなり極端な対応をしている様ですが、あれで良いのか?考えさせられます。

加害者の人権より被害者の人権が優先されるべきなのは判ります、今までこの面ではあまりにも酷い状況だったのが改善方向にあるのは喜ばしい事です。
しかしながら、では加害者を軽んじてよいのかにも?マークがつくはずです。
犯罪者を擁護する気はさらさら有りませんが、最近の世相があまりにもヒステリック気味なのが気がかりなのです。

犯罪は為したるものにも為されるものにものしかかります、そのご経験があるとっちゃんさんが憤るのは当然でしょう。
その感情は判りますが、裁判を報復の場としてはいけません、あくまでも事実追求と相応の罰を決定する場であるべきだと思います。

そう言った意味合いでとっちゃんさんが仰せの、「この法を、正して行く努力を続ける」ことこそ正道ですね。
法は不変ではありません、有るときコロッと逆向きになる場合もあり得ます。
その転換時期にやってきたのかも知れませんね。

終身刑の検討は法体系そのものを変革する可能性を秘めているのは間違いないでしょう。

レイニーさん今晩は。
もし既出ならば申し訳ございません。

>世間感情重視が進むなら・・・・殺人案件は・・・・何れ問答無用の死刑要求になりかねません。

まったくの同感ですが、しかしながら差戻し控訴審の死刑判決を報じる記事には判で押したように「厳罰化傾向の動きは来年5月から導入される裁判員制度にも影響を及ぼすだろう」という文言がありました。

レイニーさんの懸念とは裏腹に、むしろ制度として積極的に世間感情を取り入れようという傾向が現実化しているとしか思えないわけです。
裁判員制度には自分が知らない高邁な意義があるのかも知れませんが、
なぜ司法の場に世間感情や情緒というものが必要であるのか、また司法にまったく無知な素人が量刑の判断に関わることを法曹界があっさりと決めてしまったことにも首を傾げています。

さらに正直に言えば、自分は光市母子殺害の被告について死刑判決が相当だと思っています。
その根拠には少なからず感情と情緒があるわけで、これは恐ろしく自己矛盾しているわけです。
この程度に世間的感情に左右される矛盾だらけで無知な人間が、司法の場に立つことが望まれている制度をどう理解すればいいのでしょうか。
もっと幼稚な話をすれば、万が一自分が死刑判決のボーダーにいる被告となった時、そんな司法のプロでもないド素人の感情に人生を委ねるのは真っ平御免だというのもあります。
ただでさえ死刑制度支持の世論は年々増える傾向にあり、それらはすべて情緒と感情が大きなウェートを占めているはずです。

終身刑というテーマに際し、ずれたコメントであることは承知していますが、
終身刑制度が刑罰格差の隙間埋めという側面があるならば、裁判員制度の妥協的落し落しどころとして機能していくような気もしますが、それも妙な話ですね。

とにかく来年以降、そのような役割が回ってこないことを祈るのみです。

ザトさん今日は。

仰せの様に裁判員制度は、有る意味「専門バカ」(^^;である法曹界の一般常識とのズレを修正する意義が有ります。
そう言った意味合いで「制度として積極的に世間感情を取り入れ・・・」なのは明白です。
今までの司法原則である「前例主義」を根本から変更するのでしょうが、過度な感情重視は裁判そのものの公平性をも失いかねません。

制度上の基本は裁判官3名+裁判員6名で、合議多数決制を採用しています。最低限裁判官が1名でも賛成しなければ評決は出ませんから、極度に即重罪化するものでは無いと思いますが、長いスパンを経れば相当シフトする可能性は否定できません。

まぁ今回の終身刑は「死刑と無期懲役の隙間を埋める」目的ならば、逆から言えば今まで議論すら無かったのが妙なんですが、刑法の根本的問題ですから今まで手つかずだったのかも知れません。

但し「1審の死刑判決は裁判官や裁判員の全員一致を前提条件とすることも検討する。」ともありますので、落としどころとして機能させる目的の他に、実質死刑回避目的も透けて見える面も否定できません(^^;。
この後ろの役割が高くなるようなら問題なんですが、裁判員への心理的負担軽減意義はあるものと評価したいですね。

裁判員に選任されたら参加するのにやぶさかでは有りませんが、完全個人商である関係上仕事が完全に止まる面もあり・・・・正直難しいのが現実の心情です(^^ゞ。


カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
プロフィール

レイニー

  • Author:レイニー
  • 何にでも興味を示し、面白いと思ったらトコトン嵌る凝り性なおっちゃんです。
最近の記事
最近のコメント
最近のトラックバック
月別アーカイブ
カテゴリー
FC2カウンター
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索
RSSフィード
リンク
フリーエリア
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

小さな天気予報

-天気予報コム- -FC2-
フリーエリア
blogram投票ボタン
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。