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柏崎刈羽の近況

中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の点検が本格化しているが、不具合情報も幾つか公表されたのでその内容を調べてみたい。

9/27に公表されたのは1号機の気水分離器のピンが変形した件。

まず気水分離器とは何か?、沸騰水型原子炉は原子炉中で沸騰した水が蒸気となりタービンに送られるのだが、まずこの気水分離器で蒸気成分と水分とを分離する通称セパレーター。その後上部に設けられた蒸気乾燥器(通称ドライヤー)により湿分を極力取り除いてからタービンに送り出される。加圧水型原子炉の場合はこの二つの機器は蒸気発生器の二次側に置かれている。

同1号機は地震時には定期検査中で、損傷した同機器は取り外されていた状況であった。
セパレーターとドライヤーは定期検査時には炉心点検には邪魔なので取り外されているが、その場所は映像が公開された燃料プールと原子炉上部をはさんで反対側になる。同仮置き場所はピットになっておりセパレーターが移動された時点で水が張られた状態で管理される、その仮置きエリアにてピンが曲がった模様である。

この事象は機器の機能損傷と言うタイプのものでは無く、報道によると過去にもこの手の損傷が起き修理したとの事である。まぁ実際曲がったピンを直せば良いのだが、同機器は炉心に近い機器であるので放射化しており、修理環境は余り宜しくは無いだろう。

その次に、7号機で原子炉開放作業が終了し内部点検が本格的に行われようとしているが、原子炉上部のプールにおいて内張のステンレス溶接部にヒビが入った模様である。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20071009ik21.htm

この手のピット&プールのステンレスライニング下には漏洩検知用の溝が設けられ、専用の計測機器に漏洩水は集められる様になっており、外部に放出される危険性は全くない。

この辺朝日新聞の記事は原子炉そのものの損傷みたいな誤った受け止め方を誘発する書き方であり、毎度の事ながら苦笑せざるを得ない。下にその「あ~~勘違い」の実例を見つけたので引用しておきましょう。

http://blog.goo.ne.jp/tamarimahen/e/e7461d5e4811db781eef696458ed0f0d

損傷した場所は恐らく原子炉ウエルであり、同場所は常時原子炉水が張られている場所では無い。逆にこのウエルと繋がっている燃料プールにおいて同様の損傷が有れば此方の方が事態は深刻であろう。
原子炉ウエルに水が張られるのは、核燃料取扱時など限られた期間であり、定期検査期間中における殆どの期間は当該ウエルに水は存在しない。
蛇足であるが原子炉定期検査において炉水水位は検査工程上非常に重要な要素であり、慣れた人間なら炉水水位の変動チャートを見れば今何をしているのかほぼ推定できる。

なお当ブログでは何度か繰り返して書いているが、原発内部で何らかの汚染水漏洩が有った場合、漏洩水は基本的に全てドレンタンクに集められ、周辺に拡散されるものでは無い。
柏崎では地震時に燃料プール水が漏れたじゃないか?と言う声もあろうが、漏洩先が非管理区域であったが故での事である。




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