調査の結果は
5/8付け記事で、ジェットコースター事故について触れたが、そこでは運営会社の糾弾だけでは済まない。管理監督する側にも多くの問題が残されていると指摘した。
今回国土交通省の調査結果が公表された。その内容が産経記事に出たので引用する。
----------------------産経記事
24%のコースターが過去1度も探傷試験をせず 国交省調査
エキスポランド(大阪府吹田市)のジェットコースター脱線事故を受け、全国の遊園地に緊急点検を指示していた国土交通省は23日、全国のジェットコースター306基のうち、過去に1度も探傷試験をしていなかったコースターが約24%にあたる72基あったことを明らかにした。また7基のコースターで車輪などに亀裂などが見つかり、うち6基で部品交換をした。1基は今も交換作業中。また年に1回は探傷試験を行うという日本工業規格(JIS)の基準に違反していたコースターも119基(約39%)にのぼった。同省では「4割がJIS基準に従っていなかった事実を重く受け止めている」としている。
同省はレールの勾配が5度以上ある全国のコースターを対象に緊急点検を指示していた。
亀裂などが見つかったコースターは浅草花やしき(東京都台東区)のコースター▽多摩テック(東京都日野市)の「でんでん虫」とジェットコースターの「ガリオン」▽日本モンキーパーク(愛知県犬山市)の「ハイウェイコースター」と「モンキーコースター」▽ワンダーラクテンチ(大分県別府市)のジェットコースター▽尾道千光寺グリーンランド(広島県尾道市)のコースターの計5施設7基。うち尾道千光寺グリーンランドを除く6基で部品交換を済ませた。多摩テックの2つのコースターとワンダーラクテンチのコースターはコースターの営業開始以降、一度も探傷試験をしていなかった。特にワンダーラクテンチは昭和47年の創業以降、35年間実施していない。
近畿地方で営業開始以降、一度も探傷試験を行っていない施設は次のとおり。ワンダーパーク彦根店(滋賀県彦根市)▽関西サイクルスポーツセンター(大阪府河内長野市)▽みさき公園(大阪府岬町)▽スカイシティ泉南ナムコランド(大阪府泉南市)▽ひらかたパーク(大阪府枚方市)▽グリーンピア三木(兵庫県三木市)▽姫路セントラルパーク(同県姫路市)▽ダイヤモンドシティーテラス(同県伊丹市)▽生駒山上遊園地(奈良県生駒市)▽パームシティ和歌山ナムコランド(和歌山市)
同省は50基については未だ調査中としており、今後もJIS違反の状態の遊園地は増える見込み。
点検対象のうち、エキスポランドの事故機「風神雷神II」と同型のコースター4基はすでに調査結果を報告済み。鷲羽山ハイランド(岡山県倉敷市)は昭和61年の設置以来、探傷試験を一度も行っていないことが分かっている。
(2007/05/23 11:24)
----------------------------
予想通り、JIS基準が遵守されるべき最低基準だと言う認識など、業界には無かった事がハッキリ判る結果となった。
国は指示していると大見得を切っていたが、この現状を見れば規定が単なる規定に過ぎず、なんら実効力を持たなかった、即ち行政側も含めた怠慢だった事が判る。
さて、では今後どうするのか?、非破壊試験を行えば良い・・・・では済まない。
非破壊試験はJISで制定されていたのだが、昨今のISO基準との融合で平成13年に規格が変わり、それまで業界標準認定制度だった検査員資格がJIS認定となった。
今後この手の設備がJIS基準に相応した検査が義務づけられるだろうが、ここで上記が問題となる。
即ち現状でエキスポランド同様に検査を外部委託などせず、社員で自主検査してきた施設でJIS基準に無知だった施設や、非破壊検査すらしなかった施設では、当然の如く点検員も検査資格など有して居ないはずだ。
検査員資格は受験すれば受かると言う単純なものでは無いから、上記施設では外部委託するしか無いだろう。前回記事でも触れたが、この辺施設にのしかかる増加負担は大きい。
何れにせよ、現在管轄行政府に届けている点検記録は、全国共通フォーマットを早急に制定するべきだろう(最低のガイドラインとしてで、異なる遊具で検査方法が統一出来よう筈もない)。その上で検査方法及び検査記録と共に有資格者による検査証明書添付が義務づけられる筈だ。
しかしそれで安全が担保されるか?と言えば万全では無い。同様の検査を実施しているエレベーターでどれ程の事故が出ているかを考え併せば答えは明白だろう。
もっと厳しい検査を何重にも受けている原発ですら、想定外の事故が多発している。
人類にとって完全無欠の安全など有り得ない神話に過ぎない、重要なのは事故が起きたときに被害を最低になるよう努力し続ける事だけだ。
事故は防げないかもしれないが、安全に運用努力することは可能だ。過度の競争激化はこの安全運用努力すら奪いかねないのは先日のバス事故を見るまでも無い。
そう言った中、高速増殖炉もんじゅが運転再開へ向けてナトリウムの注入が始まった。
原発が信頼性を失いつつある有る中、今度は「絶対安全」の標語などは無く、どの様なトラブルの可能性があり、その対策はどうなのか?と言った説明が為された様だ。
もう一度大事故を起こせばもんじゅの運命は閉じられる、そうならないためにも、軽微な事故事例でも何故なのか?を今後も真摯に追求して貰いたいものだ。
但し前にも書いたが、私はこの手の炉形式・・・・と言うよりも、プルトニウムサイクルには懐疑的だ。
この手の研究は構わないが・・・・・実用炉として将来押しつけられるであろう電力会社だって迷惑ではないかと思う。
さてさて最近の記事の例に漏れず、トラの与太話。
まずは勝てないと思っていたが、やはり杉内に手もなく捻られた。
まぁ仕方ないでしょう、そんな中でも一応福原が2失点で凌いだのは評価できる、但し1点目は何度も指摘している四球からであり、この点は更なる改善を期待したい。
ちょいと気になるのはアニキ、最近試合の趨勢とは無縁のところでしか打てていない、悪く言えば帳尻あわせとも言われかねない。
4番の最大の仕事は相手の主力を打ち砕く事だ。
この辺真価を発揮して欲しいと切に願うばかりだ。
今回国土交通省の調査結果が公表された。その内容が産経記事に出たので引用する。
----------------------産経記事
24%のコースターが過去1度も探傷試験をせず 国交省調査
エキスポランド(大阪府吹田市)のジェットコースター脱線事故を受け、全国の遊園地に緊急点検を指示していた国土交通省は23日、全国のジェットコースター306基のうち、過去に1度も探傷試験をしていなかったコースターが約24%にあたる72基あったことを明らかにした。また7基のコースターで車輪などに亀裂などが見つかり、うち6基で部品交換をした。1基は今も交換作業中。また年に1回は探傷試験を行うという日本工業規格(JIS)の基準に違反していたコースターも119基(約39%)にのぼった。同省では「4割がJIS基準に従っていなかった事実を重く受け止めている」としている。
同省はレールの勾配が5度以上ある全国のコースターを対象に緊急点検を指示していた。
亀裂などが見つかったコースターは浅草花やしき(東京都台東区)のコースター▽多摩テック(東京都日野市)の「でんでん虫」とジェットコースターの「ガリオン」▽日本モンキーパーク(愛知県犬山市)の「ハイウェイコースター」と「モンキーコースター」▽ワンダーラクテンチ(大分県別府市)のジェットコースター▽尾道千光寺グリーンランド(広島県尾道市)のコースターの計5施設7基。うち尾道千光寺グリーンランドを除く6基で部品交換を済ませた。多摩テックの2つのコースターとワンダーラクテンチのコースターはコースターの営業開始以降、一度も探傷試験をしていなかった。特にワンダーラクテンチは昭和47年の創業以降、35年間実施していない。
近畿地方で営業開始以降、一度も探傷試験を行っていない施設は次のとおり。ワンダーパーク彦根店(滋賀県彦根市)▽関西サイクルスポーツセンター(大阪府河内長野市)▽みさき公園(大阪府岬町)▽スカイシティ泉南ナムコランド(大阪府泉南市)▽ひらかたパーク(大阪府枚方市)▽グリーンピア三木(兵庫県三木市)▽姫路セントラルパーク(同県姫路市)▽ダイヤモンドシティーテラス(同県伊丹市)▽生駒山上遊園地(奈良県生駒市)▽パームシティ和歌山ナムコランド(和歌山市)
同省は50基については未だ調査中としており、今後もJIS違反の状態の遊園地は増える見込み。
点検対象のうち、エキスポランドの事故機「風神雷神II」と同型のコースター4基はすでに調査結果を報告済み。鷲羽山ハイランド(岡山県倉敷市)は昭和61年の設置以来、探傷試験を一度も行っていないことが分かっている。
(2007/05/23 11:24)
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予想通り、JIS基準が遵守されるべき最低基準だと言う認識など、業界には無かった事がハッキリ判る結果となった。
国は指示していると大見得を切っていたが、この現状を見れば規定が単なる規定に過ぎず、なんら実効力を持たなかった、即ち行政側も含めた怠慢だった事が判る。
さて、では今後どうするのか?、非破壊試験を行えば良い・・・・では済まない。
非破壊試験はJISで制定されていたのだが、昨今のISO基準との融合で平成13年に規格が変わり、それまで業界標準認定制度だった検査員資格がJIS認定となった。
今後この手の設備がJIS基準に相応した検査が義務づけられるだろうが、ここで上記が問題となる。
即ち現状でエキスポランド同様に検査を外部委託などせず、社員で自主検査してきた施設でJIS基準に無知だった施設や、非破壊検査すらしなかった施設では、当然の如く点検員も検査資格など有して居ないはずだ。
検査員資格は受験すれば受かると言う単純なものでは無いから、上記施設では外部委託するしか無いだろう。前回記事でも触れたが、この辺施設にのしかかる増加負担は大きい。
何れにせよ、現在管轄行政府に届けている点検記録は、全国共通フォーマットを早急に制定するべきだろう(最低のガイドラインとしてで、異なる遊具で検査方法が統一出来よう筈もない)。その上で検査方法及び検査記録と共に有資格者による検査証明書添付が義務づけられる筈だ。
しかしそれで安全が担保されるか?と言えば万全では無い。同様の検査を実施しているエレベーターでどれ程の事故が出ているかを考え併せば答えは明白だろう。
もっと厳しい検査を何重にも受けている原発ですら、想定外の事故が多発している。
人類にとって完全無欠の安全など有り得ない神話に過ぎない、重要なのは事故が起きたときに被害を最低になるよう努力し続ける事だけだ。
事故は防げないかもしれないが、安全に運用努力することは可能だ。過度の競争激化はこの安全運用努力すら奪いかねないのは先日のバス事故を見るまでも無い。
そう言った中、高速増殖炉もんじゅが運転再開へ向けてナトリウムの注入が始まった。
原発が信頼性を失いつつある有る中、今度は「絶対安全」の標語などは無く、どの様なトラブルの可能性があり、その対策はどうなのか?と言った説明が為された様だ。
もう一度大事故を起こせばもんじゅの運命は閉じられる、そうならないためにも、軽微な事故事例でも何故なのか?を今後も真摯に追求して貰いたいものだ。
但し前にも書いたが、私はこの手の炉形式・・・・と言うよりも、プルトニウムサイクルには懐疑的だ。
この手の研究は構わないが・・・・・実用炉として将来押しつけられるであろう電力会社だって迷惑ではないかと思う。
さてさて最近の記事の例に漏れず、トラの与太話。
まずは勝てないと思っていたが、やはり杉内に手もなく捻られた。
まぁ仕方ないでしょう、そんな中でも一応福原が2失点で凌いだのは評価できる、但し1点目は何度も指摘している四球からであり、この点は更なる改善を期待したい。
ちょいと気になるのはアニキ、最近試合の趨勢とは無縁のところでしか打てていない、悪く言えば帳尻あわせとも言われかねない。
4番の最大の仕事は相手の主力を打ち砕く事だ。
この辺真価を発揮して欲しいと切に願うばかりだ。
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関西サイクルスポーツセンター 関西サイクルスポーツセンター(かんさい-)は、大阪府河内長野市天野町にある金剛生駒紀泉国定公園内の観光施設。.wikilis{font-size:10px;color:#666666;}Quotation:Wikipedia- Article- History Lice
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探傷試験
超音波、磁粉、浸透etc
専門的なことなので業者も少ない。
私も仕事で探傷試験をやることがあるのでこれについては興味あった。
通常は放射線検査が多い。
しかし放射線検査だと細かい部分までは困難だったが超音波検査では可能になった。
まぁ兎に角この国は対応が遅い。
保守的な年寄りばかりで考えるからダメなんだよな。
タイガース同様、外様が必要だと思う。
専門的なことなので業者も少ない。
私も仕事で探傷試験をやることがあるのでこれについては興味あった。
通常は放射線検査が多い。
しかし放射線検査だと細かい部分までは困難だったが超音波検査では可能になった。
まぁ兎に角この国は対応が遅い。
保守的な年寄りばかりで考えるからダメなんだよな。
タイガース同様、外様が必要だと思う。
Re:探傷試験
しんじろうさん今日は。
昔この試験が本業って会社系列に居たもので、大まかな試験方法等は習ってました。
放射線検査・・・・X線装置かな?。
部材内部の欠陥は放射線検査か、超音波でないと検出難しいですね。
磁粉探傷試験でも有る程度なら判りますが、表面開口欠陥ほどには検出出来ないでしょう。
尤もこの手の欠陥は製造時の案件ですから、メンテナンス時には表面開口欠陥を調べる事で十分かも知れません。
今回の事例ではボルトのネジ部ですから、超音波では難しいかも知れませんね。
何れにせよ、自社検査対応だった遊園地・・・・今後が大変でしょう。
阪神は・・・・・笑うしかありませんね。
昔この試験が本業って会社系列に居たもので、大まかな試験方法等は習ってました。
放射線検査・・・・X線装置かな?。
部材内部の欠陥は放射線検査か、超音波でないと検出難しいですね。
磁粉探傷試験でも有る程度なら判りますが、表面開口欠陥ほどには検出出来ないでしょう。
尤もこの手の欠陥は製造時の案件ですから、メンテナンス時には表面開口欠陥を調べる事で十分かも知れません。
今回の事例ではボルトのネジ部ですから、超音波では難しいかも知れませんね。
何れにせよ、自社検査対応だった遊園地・・・・今後が大変でしょう。
阪神は・・・・・笑うしかありませんね。

