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帰れない二人

2002年の阪神躍進時に気が付いたのですが、当時1番を任されていた今岡がなかなかホームに帰ってこない、今岡の足の遅さなのかとも思ったが、実際はクリンアップの迫力不足が原因だった。
2002年の四死球データが判らないので単純比較が出来ないが、160安打15本塁打で46得点である。

さて選手に記録される得点を考えると、兎にも角にも本塁を踏んだ走者に与えられる、即ち代走が多く送られるタイプの選手は得点が伸びない傾向が強いのは確かだ。
しかし主力級ともなればそうそう代走がでる事も少ないだろう。
そこで本人以降の打線状況を示すものとして本塁帰還率として次の数式を考える、本塁打を差し引くのは本塁打では得点も記録されるからで、この場合走者として本塁をいかに踏んだかを評価する。

(得点−HR数)/(安打数+四死球数−HR数)

この計算を21日現在でのセパ両リーグ規定打席到達者79人に行うと・・・
ダントツのトップは 0.636 で中日の荒木、出塁3回に2回は本塁を踏んでいる計算になる。
先頭の井端も 0.432 と非常に高く、現状中日クリンアップの破壊力は相当なもの、中日戦ではこの二人を出さない事に全力を尽くすべきだろう。
現在出塁率 0.554 でセパ両リーグトップのヤクルト青木はどうかと言うと、0.171 と非常に低い。
ラミレス・リグス・ガイエルの3人がパッとしない結果だが、逆から考えると出塁されても気にしない事、青木の本塁打のみ警戒すれば良いだろう。

さてでは上記数字の悪いのは・・・・
最悪なのが広島の嶋、なんと未だに 0 、自力本塁打以外にホームまで帰ってきていない。

その次はロッテのズレータで 0.091 、本塁打量産で警戒され18四死球も有りながら、塁上走者として本塁に帰ってきたのはたった3度のみ、5番に以降に問題有りですね。
この数字0.3前後が大体の平均だ。


さてさて我が猛虎打線は目覚めたのか眠ったままなのか今ひとつ判りづらいが、そこそこには点が取れるようになったのは祝着なのだが、相変わらず投手陣の出来は悪い。
昨年から悪化している四死球数の増加は最早止めようが無い事態にまで発展している。

ここ3年間のイニング当たりの走者数と1試合平均四球 (四球/イニング×9)を見ると。

    平均走者  平均四球   リーグ平均  
2005年 1.295    2.612   1.391  2.916
2006年 1.298    2.829   1.325  2.613
2007年 1.477    4.134   1.337  3.012

被本塁打が少ないお陰で大怪我せずに済んでいるが、この状況を何とかしないと非常に拙い。
先日、中日に大逆転負けしたのも不用意な四球が原因だった。
但しこの傾向は先発投手陣に四球乱発癖の有る投手が多いからで、それなら元々そうである中村泰を使っても大差ない筈(爆)。
次回もボーグルソンが四球連発して自滅するなら再考すべきだろう。

【theme : プロ野球
【genre : スポーツ

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