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阪神投手陣

まず何とか3タテ出来たヤクルト三連戦を振り返ってみたい。

初戦は互いに貧打のオンパレード、さほど良い出来とは思えぬ双方の投手を打ちあぐね、結局ミスからヤクルトは自滅したと言うのが筋書きだろう。
確かに9回裏雨が急に強くなって守りづらい状況だった訳で、古田は最初のミスが出た時点で審判にアピールすべきだったろう。
この試合で気に掛かるのは、1点ビハインドを久保田・ウィリアムスで繋いだ事だ。
本来この役目はJFKで負うパターンでは無い筈、先週負け越したが故の采配だと思うが、ビハインドで送り出せる投手が居ないとも言える。この辺今季のパターンを早急に模索しないとダメだろう。

第二戦は兎にも角にも初回の金本振り逃げに尽きる、前日のアンラッキーを引きずった格好だが、ここで今岡・林で得点できたのは大きかった。
不振に陥っていた鳥谷が鳥谷らしい三塁打を放ったのは少し明るい兆しだが、ここのところ三振ばかりであり三振合計21はリーグ4位タイ、四球も選べず何か迷いでも有るのだろうか。
2イニング投げた福原は本調子からはほど遠い、投手陣が苦しい台所は判るが現状で1軍に置いておいても投げさす場所が無いようにも思える。

第三戦はボーグルソンだ、相変わらず四球のオンパレードでピンチの連続、少ない球種・ストレートしかストライクを取れない制球では怖い投手だ。対戦相手だったグライシンガーとは対極に有ると言って過言ではないでしょう。打撃は凄いが、ストレート待ちされて来た昨今ではもう通用しないのでは無いでしょうかねぇ。


さて本ブログでは何度か阪神の四球が多すぎると苦言を呈しているが、その辺を今日は具体的に分析してみたい。

   防御率 投球回 被安打 被HR 四球 死球 失点
読売 2.62 216 2/3 184  18  60  6  66
中日 3.39 207   197  18  72  5  92
広島 3.41 203 1/3 188  21  61  8  80
阪神 3.50 208   209  11  89  4  86
横浜 4.29 182 2/3 189  24  76  14  95
ヤク 5.09 173 1/3 194  23  48  7  106

上の数字は4/27現在でのチーム投手成績の抜粋である。
これをイニングで除して9倍、即ち完投標準化モデルとして評価し直したものが下記である。

   失点   被安打  被本塁打 与四球  与死球
読売 2.742  7.643  0.748  2.492  0.249
中日 4.000  8.565  0.783  3.130  0.217
広島 3.541  8.321  0.930  2.700  0.354
阪神 3.721  9.043  0.476  3.851  0.173
横浜 4.681  9.312  1.182  3.745  0.690
ヤク 5.504  10.07  1.194  2.492  0.363

見れば歴然、阪神の与四球数が一番悪い。
では与四球がゲームにどんな影響を与えるのかを分析してみよう、下段データ同様に04~06年のセパ両リーグのチーム投手成績を完投標準モデル化し、平均失点を目的変数として説明変数を平均被安打・平均被本塁打・平均与四球・平均与死球として多変量解析(重回帰分析)を行う。
奪三振を説明変数としないのは、解析結果から他の要因の影響か分析不可となるので除外した。
その結果が  y= a0 + a1*x1 + a2*x2 + a3*x3 + a4*x4

a0 = -4.0067
a1 = 0.6797
a2 = 0.7449
a3 = 0.3384
a4 = 1.0674

y  目的変数 平均失点
x1 説明変数 平均被安打
x2 説明変数 平均被本塁打
x3 説明変数 平均与四球
x4 説明変数 平均与死球

重相関係数Rは 0.9721 であった。
同様の計算を四死球として合算してもほぼ同様であり、四球の影響はほぼ0.3点/個程度の解析結果を得る。
本塁打の影響が1以下なのは安打数にも本塁打数が重複されている影響と思われる。
この辺、単打・二塁打・三塁打・本塁打と区別すべきであるが、記録として打者側には記録が付くが、他方投手にはスコアとして乗らない。この辺スコア集計としては片手落ちが現状であろう。

まぁ単なる数字遊びと言えば数字遊びだが、阪神の四死球数が現状4個/試合ペースなのはやはり問題が大きい。被本塁打が少ないので何とか纏まってはいるが、読売の成績と比較するとあまりの格差に愕然とする。
なお読売は上原が戻ってくる模様であり(抑えらしい)、かつ育成から支配下登録された山口も一軍に合流した、まともに働かれると独走しかねない。

そう言う意味合いで、ボーグルソンをどうするか?何れ問題になる時期は近いと思われる。
何せ現在 21 2/3投げて 失点9 被安打26 被本塁打2 与四球17 与死球1 である。
上記標準化すると 3.739 10.800 0.831 7.062 0.415

与四球が多くても構わないなら中村泰でも江草でも代役は務まるだろう、代わりにダーウィンを上げて中盤を厚くした方がよかないか?とも正直思う。

なお、現状広島の成績が上がらない。上の投手成績を見れば判るように打線の問題が大きすぎる様だ。
尤もタレント不足と言うのは否めないので仕方ない面も有ろうが、来季は是非格安優良外人打者を見つけだす必要に迫られるだろう。

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【theme : 阪神タイガース
【genre : スポーツ

再処理工場の隠蔽について

ちょいと話題が古いが、書きそびれていたテキストを。

アクティブ試験段階まで進んでいる六ヶ所村再処理工場で先日耐震設計不備が発覚した。

------------毎日新聞より
 日本原燃(本社・青森県六ケ所村)は18日、同社の核燃料再処理工場(同村)で、使用済み核燃料を覆う金属製ケースの切断装置2基(それぞれ高さ12メートル、重さ3.5トン)について、耐震強度の計算にミスがあり、強い地震では倒壊する恐れがあると発表した。耐震強度は、93年に日立製作所の子会社「日立エンジニアリング」(当時、現「日立エンジニアリング・アンド・サービス」)が計算。96年に別の担当者が計算結果の確認をした際にミスに気付いたが、最近まで上司にも言わず10年以上にわたって隠ぺいしていた。また、使用済み核燃料をつり上げる3基のクレーン(重さ38~50トン)についても同様のミスがあった。
 原燃は各装置を使用停止にし、この子会社が耐震計算にかかわった機器を総点検する。
 経済産業省原子力安全・保安院は同日、原燃に対し、正しい計算結果の提出や、原因究明などを指示した。
 切断装置は、使用済み核燃料を入れるプールの中にあり、水底にボルトで固定されている。正しい耐震計算では、強い地震の場合、ボルトがゆがんで装置が倒れ、プールの壁や核燃料を傷つけて放射能を含んだ水が工場内に流出する恐れがあるとの結果が出た。原燃は今後、装置の補強工事をする。
 クレーンについても計算ミスを修正すると、国の認可を得ている計算方法では、地震の際にクレーン本体が使用済み核燃料プール内に落下する恐れがあるとの結果が出た。ただ、原燃は「別の精密な方法で計算すると、落下の恐れはなかった」と説明。補強は必要ないとしている。
 原燃は、昨年秋の原発などの耐震基準改定を受けて、再処理工場が新基準を満たすかどうかの確認作業を日立に依頼。担当者が申し出たため日立がミスに気づき、13日に原燃に連絡した。
 日立は「あってはならない不備で、大変申し訳ない」としている。

-----------------

報道によれば日立の系列子会社である日立エンジニアリング(HEC)での計算ミス、担当者はその後気付いたが上司に報告せず秘匿したらしい。
らしいと言えばらしいが、この辺年次を追って検証しよう。

93年 H5 建設開始     設計ミス発生
95年 H6          もんじゅ事故発生
96年 H8 建設据え付け中  計算ミスに気付く

98年H10 当該年度末時点進捗率13%

01年H13 燃料プール水漏れトラブル発生
02年H14 上記は手抜き工事と発覚  東電福島で検査偽装発覚


98年の進捗率を見れば普通はまだ対応可能とも見えるが、実際は大半の機器等は製作済みだったりする。即ちミスに気付いた時点で報告すれば再設計・再製作・再設置で対応可能だろうが、多額の補修費用が上積みされるわ工期は伸びるわに担当者が怖じ気づいたのかも知れない。
02年の事象で東電福島の検査偽装発覚を取り上げているが、一連の電力及び工事会社による隠蔽発覚の発端となった案件であり、当該福島1号機は1年間の運転禁止と言う重い罰を受けた。この事例が発生直後に(91・92年)発覚していたなら96年ミスに気づいた時点で報告されていただろう。隠蔽は一つ隠せばぞろぞろ続く、その悪しき例だろう。
しかし前年に起きたもんじゅ事故、これをもってしても翌年気づいた担当者には危機感が無かったのかと思うと社員モラルの低下は否めませんねぇ。

何れにせよ、当該箇所は再処理工程の第一段階設備であり、既に実機燃料の試験に入っているだけに、放射線環境は当初据え付け時とは格段に悪化している。日立は重いツケを又も払わざるをえない。

なお、世間にミスを見抜けなかった側の責任も言及されるが、昨年発覚したマンション耐震偽装でも同様、チェックをすり抜ける事はままあり得ることで、体制が悪いと言うこととは問題の性質が違うだろう。

それにしてもお粗末すぎる。


さてさてまたまた虎軍団の話。
昨日は出来の良くない石井一を攻め、先制・中押し・だめ押しと理想的な展開で勝つことが出来た。
特に不調に陥っていた鳥谷がらしいヒットでチャンスを生かしたのには安堵した。
しかしながら途中から登板した江草が・・・やはり江草だった。
福原も本調子では無く、今しばらくはJFK頼みが続く模様だ。



なんで無罪?の事情

織原被告に無期懲役判決、ルーシーさん事件は無罪

この文字が踊ってビックリした人も多いと思うが、今頃やっと一審判決が出たとは裁判は長いですね。
準強姦致死罪等で織原被告が逮捕されたのが2001年10月、およそ6年の歳月が経っている。

この事件の経緯は下記リンク先に新聞報道記事が纏められている。
http://www2.cc22.ne.jp/~hiro_ko/2-107rushi.html

さて、この事件ルーシーさん失踪を調べた結果怪しい人物として織原被告が浮上し、捜査した結果複数の外国人女性から強姦被害情報が寄せられた。警察はそれらの女性に被害届を出させて強制捜査の糸口を掴み、ルーシーさん事件の突破口としたのが一連の流れである。
織原被告の罪状からみてルーシーさん事件が最も重大でありいわばこの裁判の本丸である、しかし実際の判決は本丸を無罪とし余罪での無期懲役判決を出した。
これはいかなる事なのか?通常不審に思う判決だからだ。

上に書いたようにこの裁判は、ルーシーさん事件を本丸とする裁判であるが、肝心要の事件に関する物証が非常に乏しく、証拠とされるものは全て可能性を示唆するものだけで、織原被告の犯行と断定出来ないギリギリの線である点が大きい。
同時に裁かれた9件の事件とルーシーさん事件を比較すると、遙かにルーシーさん事件が重要である為に、ここで無理にルーシーさん事件を有罪とし後日控訴審で逆転などなろうものなら、余罪の方まで刑が減免されかねない、従って裁判所も苦渋の選択をしたものと思われる。
よって余罪中の別の準強姦致死罪について罪を認定し最大刑を宣告した。
逆から見たら「絶対に無期判決だけは譲れない」と言う司法側の宣告でもあろう。

以下関連する刑法条文を抜粋したので読んでみよう

----------------刑法抜粋
(併合罪)
第45条 確定裁判を経ていない2個以上の罪を併合罪とする。ある罪について禁錮以上の刑に処する確定裁判があったときは、その罪とその裁判が確定する前に犯した罪とに限り、併合罪とする。

(併科の制限)
第46条 併合罪のうちの一個の罪について死刑に処するときは、他の刑を科さない。ただし、没収は、この限りでない。

2 併合罪のうちの一個の罪について無期の懲役又は禁錮に処するときも、他の刑を科さない。ただし、罰金、科料及び没収は、この限りでない。

(有期の懲役及び禁錮の加重)
第47条 併合罪のうちの2個以上の罪について有期の懲役又は禁錮に処するときは、その最も重い罪について定めた刑の長期にその2分の1を加えたものを長期とする。ただし、それぞれの罪について定めた刑の長期の合計を超えることはできない。


(強姦)
第177条 暴行又は脅迫を用いて13歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、3年以上の有期懲役に処する。13歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。

(準強制わいせつ及び準強姦)
第178条 人の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、わいせつな行為をした者は、第176条の例による。

2 女子の心神喪失若しくは抗拒不能に乗じ、又は心神を喪失させ、若しくは抗拒不能にさせて、姦淫した者は、前条の例による。

(強制わいせつ等致死傷)
第181条 第176条若しくは第178条第1項の罪又はこれらの罪の未遂罪を犯し、よって人を死傷させた者は、無期又は3年以上の懲役に処する。
《改正》平16法156

(傷害致死)
第205条 身体を傷害し、よって人を死亡させた者は、3年以上の有期懲役に処する。

(死体損壊等)
第190条 死体、遺骨、遺髪又は棺に納めてある物を損壊し、遺棄し、又は領得した者は、3年以下の懲役に処する。

-----------------------------------

上の引用での併合罪を見れば判るが、無期懲役を求める裁判では他の罪は求刑対象にならない、従ってルーシーさん事件が万が一にも逆転すると全部無罪になるのも同然なのだ。
その位にこの事件はグレーゾーンでの争いになっている、裁判所はほとんどクロ認定しているにも係わらず「疑わしきは被告の利益」と言う原則を貫かざるを得なかったと言える。

この事件、日本の法体系が性善説前提であり、罪は罪・罪を憎んで人を憎まず・人間は更正できると言う理念である以上この判決が限界点であろう、新しい決定的証拠が出ない限り。
まぁ出たところで無期懲役と言う判決自体は変わらないとは言えるが。

この辺、上の併合罪システムがかような判決を生む土壌なのだが、では加算刑ならどうなるのだろうか?。一見合理的な様に見えて不都合な事例が沢山出る可能性が高いし、第一刑務所が一杯になるだろうね量刑が重くなるなら。

なお、みのもんたが朝ズバで「何で死刑にならないの?」と不満そうであったが、何でも死刑にするって発想はいただけませんね。



さて我が猛虎軍団はサヨナラ勝ち・・・とは言え情けない。
ヤクルトが勝手に自滅しただけですね。
1点負け状態で久保田・ウィリアムス出さざるを得ないですし。
昨年失速する直前の巨人みたいに見える。

【theme : 社会ニュース
【genre : ニュース

ピント外れ

昨日の記事で東洋町長選挙結果を受けて産経は社説の検証をすべきだと書いた。
そうすると早速産経は社説を出してきた。

-----------------
 日本の原子力発電の将来は順調に進むのだろうか。高知県東洋町の町長選挙の結果をみると、少なからず先行きへの不安を感じてしまう。

 今回の町長選挙は、国内の原子力発電所で使い終えた使用済み燃料をリサイクルした後に残る、高レベル放射性廃棄物の受け入れの是非を問うものだった。

 結果は、東洋町を放射性廃棄物の最終処分施設建設候補地とすることに積極的だった前町長が敗れ、反対派の新町長が選ばれた。町民の意思は尊重されなければならないが、大局的に見れば非常に遺憾な結果である。

 日本は核燃料サイクルを国の原子力政策の基本に据えている。高レベル放射性廃棄物を地下深くに埋める最終処分は、有効利用のサイクルを完結させるうえで不可欠な方策だ。

 最終処分施設は、5年前から全国の市町村に応募を呼びかける形で、候補地選びが続けられている。

 事業を担当する原子力発電環境整備機構(NUMO)に対し、全国で初めて応募したのが東洋町だった。今年1月下旬のことだった。国は3月下旬に、NUMOが東洋町での過去の地震記録などの予備的な文献調査に取りかかることを承認した。

 最終処分施設は、地下300メートル以深の地層中に造られる。放射性物質をガラスにとかして固めた固化体をそこに埋設して永久保存する。岩石と同じ性質のガラス固化体は、厚い鋼鉄製容器に封入されるので、事故の確率は限りなくゼロに近いとされている。

 東洋町の地質が処分施設の建設に適しているかどうか。その調査の第1段階にあたる文献調査が始まる矢先に、反対派の声が強くなった。前町長は職を降りて、町民の意思を問うた。それが今回の町長選だった。

 最終処分施設に対し、思い込みの先行した不安感を抱く市町村は少なくない。その不安を一掃するためにも東洋町での調査が進むことが望まれていただけに、応募の撤回は残念だ。

 エネルギー問題や地球温暖化は、原子力を抜きに解決することは難しい。最終処分施設の建設は地域振興にもつながる。建設の意味を国民全体で考えることが必要だ。東洋町では残念な結果に終わったが、先見性に富む市町村の応募が続くことを望みたい。

------------

現状の応募方式で処分場を決めるのは殆ど無理なのは今回の選挙を見れば自明、それでも市町村の応募を期待するとするのは馬鹿げている。
処分場を決める過程そのものを見直さざるを得ないのだから、何故ここまで拒否されるのか、その根本を解決すべき筈だ。
原子力行政及び業界は安全を強調するあまり、原子力の負の面を語らずに来た。
それが隠蔽体質を生んできたのだが、ここ数年で明らかになった各種事故の数々は人々に原子力への不信感を増幅させた。
幾ら産経が処分場は安全だと力説しようが、一度根付いた不信感を払拭するものでは無い。地道な信頼回復努力こそが求められる解決策であり時間は掛かる。
最終処分は万年単位という途方もない時間を要する事だ、焦る必要など無い、拙速な議論に拘るより、より安全な・可能性の高い方策も模索すべきでは無いだろうか。

この辺毎日が載せた社説が私の意見に近い


http://www.mainichi-msn.co.jp/eye/shasetsu/news/20070424k0000m070153000c.html

【theme : 社説
【genre : ニュース

二つの民意

統一地方選挙後半戦が終わった、その中で有る意味注目された2つの選挙、長崎市長選挙・東洋町長選挙を見てみる。

選挙中に銃撃され現職候補が死亡するという異例の選挙戦だった長崎市長選挙、接戦を制したのは追加立候補で立った遺族女婿の横尾氏では無く、市政の私物化反対を訴え対立軸として追加立候補した田上氏であった。
横尾氏側は弔い選挙を展開し情実に訴えたが、「市政の世襲」には反対とする出口調査が圧倒的で会った事実からも、情実だけでは勝てなかった。
実際毎日新聞の報道では無効票が1万5千票ほど有ったとされている、前回選挙での無効票が約4600票程度であった。又期日前投票で約7000票程があったそうだ。
1000票以内の超接戦で敗れた横尾陣営は、この期日前投票で無効となった票を無念とも思うだろうが、有る意味絶妙なる民意が発露されたものと考えられる。
長崎市長選挙の前回結果と今回結果を見てみよう。

     有権者数   投票総数  伊藤・横尾得票 無効票
前回選挙 330,516  190,484   114,165  4,601
今回選挙 364,150※ 200,802    77,113  15,436
※ 今回の有権者数は推定値

長崎市は2005年と2006年に周辺町村を編入し、有権者数が約3万人強増えている。旧長崎市区分での横尾氏得票は66,458票で、編入された地区での得票が10,655票と田上氏の6,769票を上回る。
即ち今回接戦となったのは、編入された地区での情実による圧勝が大きく、旧長崎市区分では大きく田上氏にリードを許しているのだ。
無効票に期日前投票での伊藤氏分が約5,000票と推定されるので、約1万票程の「伊藤氏を支援したが横尾氏には投票したくない」と言う民意が有ったと見て良いだろう。
事実旧長崎市区分投票で伊藤氏などへの投票が7463票、白票が4558票、その他が1095票有った。

結果を受けての取材で横尾氏夫人は「本当にありがとうございました。父伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした」などと発言しているが、問題大ありだろう。
市政の世襲に対する民意発露を全く理解されていないとも思える、まぁ出馬決定直後に後援会が離脱するなどでの落選にショックは判るが、本当に長崎を思って出馬したなら次回も立つべきだろう。


話題になった東洋町長選挙は、原発高レベル廃棄物処分場としての文献調査を申し入れた前町長田嶋氏が、「民意を問う」として辞職した政策選挙であり、そして大差で敗れ去った。
以前の記事で「産経の言う民主主義とは?」とした記事を書いたが、産経新聞は是非この時書いた社説を再検証すべきだろう。間接民主主義も確かに大切だが、住民の未来に関する重大事を拒否権で押し通すには無理が有ろう。
しかしこれで文献調査は撤回される、但し住民減少に歯止めが掛からず財政悪化の東洋町の未来が明るくなったとは言えず、新町長の進む道は険しい。

この選挙結果は又原発路線に大きな影響を与える、文献調査に今後応募する長はまず以て出ないだろうから、選定する方策そのものを見直さざるを得まい。
前にも書いたが、性急なる再処理を推進するのでは無く、中間貯蔵施設の大増設で現状しのぐ先送り方策も再考するべきだろう。


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【theme : 統一地方選挙
【genre : ニュース

帰れない二人

2002年の阪神躍進時に気が付いたのですが、当時1番を任されていた今岡がなかなかホームに帰ってこない、今岡の足の遅さなのかとも思ったが、実際はクリンアップの迫力不足が原因だった。
2002年の四死球データが判らないので単純比較が出来ないが、160安打15本塁打で46得点である。

さて選手に記録される得点を考えると、兎にも角にも本塁を踏んだ走者に与えられる、即ち代走が多く送られるタイプの選手は得点が伸びない傾向が強いのは確かだ。
しかし主力級ともなればそうそう代走がでる事も少ないだろう。
そこで本人以降の打線状況を示すものとして本塁帰還率として次の数式を考える、本塁打を差し引くのは本塁打では得点も記録されるからで、この場合走者として本塁をいかに踏んだかを評価する。

(得点-HR数)/(安打数+四死球数-HR数)

この計算を21日現在でのセパ両リーグ規定打席到達者79人に行うと・・・
ダントツのトップは 0.636 で中日の荒木、出塁3回に2回は本塁を踏んでいる計算になる。
先頭の井端も 0.432 と非常に高く、現状中日クリンアップの破壊力は相当なもの、中日戦ではこの二人を出さない事に全力を尽くすべきだろう。
現在出塁率 0.554 でセパ両リーグトップのヤクルト青木はどうかと言うと、0.171 と非常に低い。
ラミレス・リグス・ガイエルの3人がパッとしない結果だが、逆から考えると出塁されても気にしない事、青木の本塁打のみ警戒すれば良いだろう。

さてでは上記数字の悪いのは・・・・
最悪なのが広島の嶋、なんと未だに 0 、自力本塁打以外にホームまで帰ってきていない。

その次はロッテのズレータで 0.091 、本塁打量産で警戒され18四死球も有りながら、塁上走者として本塁に帰ってきたのはたった3度のみ、5番に以降に問題有りですね。
この数字0.3前後が大体の平均だ。


さてさて我が猛虎打線は目覚めたのか眠ったままなのか今ひとつ判りづらいが、そこそこには点が取れるようになったのは祝着なのだが、相変わらず投手陣の出来は悪い。
昨年から悪化している四死球数の増加は最早止めようが無い事態にまで発展している。

ここ3年間のイニング当たりの走者数と1試合平均四球 (四球/イニング×9)を見ると。

    平均走者  平均四球   リーグ平均  
2005年 1.295    2.612   1.391  2.916
2006年 1.298    2.829   1.325  2.613
2007年 1.477    4.134   1.337  3.012

被本塁打が少ないお陰で大怪我せずに済んでいるが、この状況を何とかしないと非常に拙い。
先日、中日に大逆転負けしたのも不用意な四球が原因だった。
但しこの傾向は先発投手陣に四球乱発癖の有る投手が多いからで、それなら元々そうである中村泰を使っても大差ない筈(爆)。
次回もボーグルソンが四球連発して自滅するなら再考すべきだろう。

【theme : プロ野球
【genre : スポーツ

笑うしか無いわね

昨日の野球は・・・・忘れよう(爆)
まぁボーグルソンの崩れ方が典型的だったが、勝利権利との絡みも有って難しかったのは確かですね。
但し7回のチャンスに浜中を使わなかった理由として、ゲッツーなら久保田2イニングが出来ないからと言う言い訳を岡田はしている。しかしこの理屈は変だろう?この理屈の根底にはゲッツーでチャンスを失った場合、久保田で何が何でも逃げ切ると言う前提がある、ならば守備に浜中を入れるという前提も変だ、守備的に考えるなら赤松を使うべきだろう。
浜中は最近ましにはなったが、フライに対する判断力が非常に悪い、昔横浜スタジアムの1アウト2塁走者でセンターフェンス上段に当たる2塁打で本塁に帰れなかった事が有るくらいだ。

まぁ愚痴はこの辺にしといて、気分の優れないときは笑うに限る。

http://asahi.co.jp/webio/index.html

上のリンクはABCラジオでやってる 「桑原征平 粋も甘いも」と言う番組内での名物コーナー「私は忘れない」の録音があるページ。
毎週毎週、元関テレアナウンサーだった桑原征平が、今まで経験してきた体験を面白可笑しく紹介するコーナー。
今週は桑原征平が2年間フジテレビの朝ワイドショーを担当した時のお話。今週だけは話が長すぎるので2部構成になっており、アップされているのは実際の東京生活での後半部分だけ。
前半の話も面白いので一部かいつまんで書くと。

桑原征平はニュースも読めないアナウンサー、殆ど主担当番組も無かったが唯一土曜ローカル枠の番組を持っていた。
しかし桂三枝がそれまでの番組終了を受けて、この手の番組やりたいとの希望であっさりところてん式降板となった。
そこに折しもフジテレビの担当者から、全国ネットの朝ワイドショーのメイン司会やらないか?との話を持ち込まれる。
喜び勇んだ桑原征平が関西テレビに一報を入れると、当時の上層部から拒否される。
しかし同期入社で仲が良かった千草現関テレ社長や日枝だ現フジテレビ会長などの尽力を得て決まる。
決まったは良いが都心一等地のマンションに単身赴任するべく物件見つけたら家賃は18万(1985年)、関テレに言うと規定では12万までやとけんもほろろに断られ、差額は自前やなと突き放される。
一計を案じた桑原征平はこの件をフジテレビ担当者に打ち明ける。
フジテレビ担当者は「任せなさい、お客さんに自腹切らせるような事はしません」との回答を引き出す。桑原征平がこの回答を関西テレビ側に伝えると、面子を潰される格好になる関西テレビは渋々家賃18万を認めざるを得なかった・・・・・桑原征平の作戦勝ちなり。いよいよ始まる抱腹絶倒の東京生活・・・どんな話が飛び出すことやら・・・以下アップされたパート2に続く。

なお同番組に寄せられたお葉書、えらい目に遭った編。
卒業文集に載せる原稿、項目に自分を動物に例えるとと言うもの有り。
投稿者が書いたのは「朝の息子はツチノコだ!」

こんなんばっかり集まる番組です。


なおリンク中には「おはようパーソナリティ道上洋三です」のスポーツコーナー録音も有りますよ、虎党必聴かも?。

昨日の試合雑感

昨日のプロ野球、阪神が珍しく初回で決めてしまったので色々と他の試合もチェックしてみた。
その中で気になった点を幾つか拾い出してみる。

まずは初勝利を飾った楽天田中投手、2回ほど投球内容をコース&球種で分析したが、速球が高めに浮くのが問題点と指摘した。今回の試合を再検証したがその欠点はだいぶ修正されつつある。
特に8回表の松中に投げた内角低め速球は見事、完全復調までは遠いが高校2年時の速球に戻りつつあるようだ。この球が自在に使えれば持ち味のスライダーが生きてくる。ストライクゾーンで勝負したらプロの打者は甘くない、ボールを振らせる組立とコントロールが重要だ。
本来なら2軍でもっと鍛えたい筈だが、いかんせん岩隈の離脱と一場の不調とで、台所の厳しい楽天では高卒新人とは言え使わざるを得まい、壊さないよう慎重に使って貰いたい・・・ノムさん。
前日は永井が初勝利、最終回を福盛に託したらあわやと言う場面も有っただけに完投させたとは思うが。

次は広島、一時同点に追いついた前田の本塁打は見事としか言いようが無い、あのコースをファールにしない技術は流石と言える。
ところで広島の貧打振りは大概だが、その象徴的だったのがその前田の本塁打直後の栗原だ。
クソボールを振り倒して簡単に凡退、前田の本塁打で動揺が感じられた金刃を立ち直らせてしまった。
今季というより此処数シーズン広島の課題はボールを振ること、選球眼の重要性が叫ばれて久しいが、広島に限っては改善の兆しすら見えない。2004年から今季までのセリーグ受四球数を見てみよう。

     広島受四球  リーグ最多  リーグ平均
2004  370     439     393
2005  357     524     425
2006  282     454     373
2007   36      36      44

特に昨年は最悪と言っても良い、初球から積極的にと言う姿勢も重要だが、狙い球を絞る必要も有るはずだ、ストライクなら何でも食い付くのはダボハゼと変わらない。
しかし打線を弄ったのは良いが上位に出塁率の悪い連中を置くのは如何なものか?、新井の決定力を削ぐだけだ。又比較的好調な倉を8番に据え置きも解せない。
投手陣が好調なだけに早いこと打線を立て直しセリーグを掻き回して欲しいものだ。


さて阪神、球が速くなくて高めに浮くような投手だと前日眠り猫と化した阪神でも流石に打ち崩せる。
昨日のが持続できるとは到底思えないが、何とか此方も立て直して欲しいと切に願う。
何せ日曜のゲームといい、初回に先発を引きずり降ろしても追加点はアニキ頼り、今季まともな形で先制・中押し・駄目押しと言う必勝パターンが築けていない、これは非常に重要な事だ。
それと問題は投手陣で相変わらず与四球が多すぎる。現在64個でリーグワースト、このペースだと一昨年の広島が出した539個どころの騒ぎでは済まなくなる。


最後にヤンキース井川が初勝利を手中にしたらしい、取り敢えずおめでとうと言っておこう。

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対戦一巡で判った事

横浜との対戦が終わり取り敢えず対戦が一巡した、この時点での阪神を評価をしてみよう。
昨日終了時点での成績は
      試合 勝  負  分  勝率  防御率
中  日  14  8  5  1  .615  3.02
巨  人  15  9  6  0  .600  2.57
阪  神  14  7  6  1  .538  3.36
横  浜  14  7  7  0  .500  3.92
ヤクルト  13  5  8  0  .385  4.54
広  島  14  5  9  0  .357  3.56

貯金1で可もなし不可もなしと言ったあんばいだが、ファン心理としては投高打低と言ったイメージが濃い。ではこの辺どの様になっているのか検証してみよう。
前回記事では長出塁率の低下が深刻と書いたが、コレを全10年間と更に比較して見る。
なお犠打数などが得られないので、ここでは長打率で検討する。又順位は長打率順位。

        阪  神     リーグ平均   優勝
    長打率 順位 効率  長打率  効率  長打率
97年  0.371 5  10.1  0.397  10.7 0.425
98年  0.351 6   9.5  0.383  10.6 0.403
99年  0.377 6   9.6  0.412  10.7 0.402
00年  0.363 6   9.6  0.402  10.6 0.446
01年  0.345 6   9.7  0.395  10.4 0.417
02年  0.384 5   9.7  0.394  10.1 0.438
03年  0.437 2  11.9  0.425  10.6 0.437
04年  0.414 5  11.1  0.437  10.8 0.393
05年  0.412 2  12.2  0.411  10.7 0.412
06年  0.396 3  10.3  0.396  10.4 0.409
07年  0.347 5   9.5  0.377   9.6

見て判るように、優勝チームで長打率がリーグ平均を下回っているのは中日が2度記録しているだけであり、記載してないが効率は共に平均より上回っている。又この両年とも中日はチーム防御率でトップであり、総失点は60点ほど引き離している。
実は何回か書いているが、ここ10年でチーム防御率が首位で優勝できなかったのは98年の中日のみ。
この年の中日は長打率 0.371 5位 効率 10.1 と平均に達しなかった。
上からも優勝のカギはチーム防御率が握っており、打撃成績は平均をクリアしてれば何とかなると言う事が判る。
昨年優勝を逃すだろうと8月末時点で予想した、根拠は防御率トップを奪い返せないからだと。
では昨年の問題点は何だったか?、
    被安打数 被本塁打 与四死球 失点 自責点
中日  1223   111   382  496  453
阪神  1219    91   470  508  453

被安打も被本塁打も阪神に分が有ったが、与四死球数で約90個成績が悪い。即ち阪神投手陣の課題はココである。では今季はどうだろうか?
    被安打数 被本塁打 与四死球 失点 自責点
阪神  122    7    57   48   47
中日  117    10    46   51   42
読売  110    14    40   38   38

相変わらず与四死球数が多い、去年より現状100個近く上回るペースなのだから始末が悪い。
特に読売は1試合多い状態でこれだから投手陣の状態は相当良いことが判る。
今季の防御率争い・・・・平均長打率の低落傾向から見て、昨年同様3点の超前半か若しくは2点台に突入する争いになるやも知れない。そうなると与四死球の今後の改善が無ければこの争いに加われない恐れは十分にある。今季主力となりそうな小嶋・能見・ボーグルソンの3人、何れも与四死球に関しては大いに難点が有るので・・・・・実際厳しい戦いを強いられることは明白ですね。
やはり敵は中日のみなんて考え方は墓穴を掘りそうだ。


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長打不足は深刻

昨夜の横浜戦、阪神は逆転負けで一歩後退した。

今季ここまで全部僅差勝利をJFKフル回転でもぎ取って来たのだが、流石に4連投&雨模様と言う状況では例え1点差と言えどつぎ込む事敵わず、7回に逆転を許してしまった。
ファンに取っては何とも悔しい負けだが、それもこれも全然点が取れないことが遠因である。

少し前にもこそっと書いたが、今の得点不足は長打不足が直接の原因だが、今季少し又変わったストライクゾーンも影響しているものと思う。
下の数字は長出塁率(塁打数+四死球数)/(打数+四死球数+犠打犠飛数)と平均得点を示す。
効率は平均得点を長出塁率で除した値である。なお長出塁率のみ05・06年の値も示す。

   長出率 効率  平均得点 06年  05年
読売 0.436  8.8  3.85   0.415  0.451
中日 0.450  10.6  4.75   0.443  0.455
ヤク 0.427  8.3  3.55   0.447  0.429
阪神 0.372  8.1  3.00   0.436  0.458
広島 0.387  7.1  2.75   0.413  0.462
横浜 0.388  8.8  3.42   0.421  0.441
平均 0.410  8.7  3.56   0.429  0.449

呆れた事に阪神の今季長出塁率はリーグ5位である。岡田野球は細かい作戦で1点を取りに行く野球では無いので、長出塁率の低下は得点不足がモロに出る形だ。
リーグ全体の傾向を見ても05年から見れば、ボール規格の変更・ゾーン変更で長出塁率がガタンと落ちているのが良くわかる。その中で中日だけはこの数値を落としていない、昨年大幅に成績を落とした巨人の復調も見逃せない。
さてこの長打不足を阪神は回復出来るだろうか?、私は少し難しいと考えている。
元々本塁打など期待できない赤星を抱える上に、長打期待で下位に置いた関本の絶不調が深刻だ。やむを得ず藤本を起用しているが、長打という面では改善される訳では無い。
その上に主力の高年齢化によるパワーの低下も見逃せない、昨年までなら届いた打球が失速しているみたいだ。

まぁ今が底とも言えるが、上の長出塁率が0.410以上に回復しないと、毎回毎回JFK頼みになるのは必然だ。
なお広島はこの数値が良いときでも効率が非常に悪いチームだが、肝心の長出塁率まで下がってしまうと悲惨である。
この辺、四球出塁の少ない傾向は今年も改善出来ていない模様だ。


ヤンキース井川が4回まで不運な1失点で凌いでいる。
これも相手打線が此処まで僅か2本塁打と言う打撃不振だからだ。


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即発臨界

北陸電力志賀原子力発電所1号機で発生した制御棒逸脱事故で、北陸電力の解析結果が報道された。
それによれば原子炉は一時即発臨界状態で有った可能性が指摘されている。

そもそも即発臨界とは何だろうか?

核分裂性物質に中性子が当たると、2個程度の原子に分裂しその際に余剰中性子を2~3個放出する。この時元の物質と分裂して出来た物質との質量を見ると僅かながらの減少が有る。この質量減少により発生するエネルギーを熱の形で利用しているのが原子力である。
さて、この時放出された余剰中性子(核分裂とほぼ同時に出るため即発中性子と呼ぶ)が次の核分裂性物質に当たり、核分裂が継続する事が有る、この状態を連鎖反応と言います。臨界とはこの連鎖反応が増減無く続く状態で、増加するなら臨界超過、減少するなら臨界未満と言います。

連鎖反応が増加する現象(正の反応度)を持つ場合どうなるのか?、極端な例を考えてみましょう。
中性子の一世代寿命を1/1000秒、反応度が1.001とします、この場合核分裂は1秒後に約2.7倍に増加します。
逆に反応度が0.999(負の反応度)で有る場合は1秒後の核反応は約37%にまで減少します。

こんな増減を制御することは困難ですが、原子炉で発生する中性子の中には奇妙な性質を持ったものがあり、核分裂片として出てきた核種がその後の壊変で中性子を放出するのです。この時あたかも遅れて出てくる様に見えるため遅発中性子と呼ばれています。
この遅発中性子は全体の中でたった0.65%しか存在しませんが、上記の負の反応度のケースを見れば判るように0.65%でも大きな価値を持ちます。即ちこの遅発中性子の存在を考慮した上で臨界となり得るなら、中性子の一世代寿命が見かけ上ずっと長くなり、制御が非常に楽になります、通常の原発はこの状態で運転されるように設計・管理されています。そしてこの遅発中性子など無関係に即発中性子のみで臨界となる状態を即発臨界と呼びます。
すなわち即発臨界は原子炉の制御上なってはならないとされる現象です。

なお実際の原子炉の運転において、反応度変化は微小な数値の変動に過ぎませんので、取扱が面倒です。
従って実務上では出力=中性子束の変動を、原子炉ペリオドという数値で管理します。
此は原子炉の出力が e倍(自然対数の底で約2.72)になるのに要する時間で、通常150~180秒程度、20秒以下になれば緊急事態です。

上記から志賀原発が即発臨界であったのなら問題は大きいのですが、ここではそもそもの臨界の定義を思い起こしましょう。
1万個の中性子がその後も1万個である状態と、10個の中性子がその後も10個である状態、共に臨界状態ですが内容に大差が有ることは自明でしょう。今回の志賀発電所の場合、制御棒が3本抜けたが完全に逸脱した訳では無く、数10センチ動いた訳ですので、反応に寄与できる核燃料の範囲は非常に小さかった。従って即発臨界に達していたとしても加速度的な反応度上昇には限度があり、原子炉自体に重大な影響を与える事象には発展し得ない事が判ります。
何故なら核反応が起きると発生するエネルギーにより温度上昇となります、しかし温度上昇は反応度に対して負の係数を持ちますので、一時的な反応増加は何れどこかで釣り合うか減少傾向に移行するからです。
この点、北陸電力側も報道に対し以下の様なコメントを発表しています。

------------------
今回の臨界事故については、2通りの条件設定を行い、解析を行っていますが、条件の設定次第で、「即発臨界」にならない場合もあれば、ごく短時間、一時的に「即発臨界」になる場合もあるなど、当時の炉心状況の推定は変わりうるものです。
 
 しかしながら、いずれの解析結果においても、一時的な炉心平均中性子束の上昇は認められるものの、原子炉が持つ「自己制御性」が働き、即座に降下し始め、定格値の1%を下回るような状態で整定しており、事象が進展していくような状態にはなく燃料の健全性も確保されていたことを確認しています。
 
 また、いずれの解析結果においても、水蒸気爆発は全く発生していません。
 
------------------ 

とは言え、この事象が公表された事は原子力関係者にとって厳粛に受け止めなければならないでしょう。
安全だとのみ宣伝することは容易いですが、工学の世界に絶対は有りません。
まぁマイナス面を宣伝するには抵抗は有るでしょうが、一般大衆の無知につけ込むような行為は非難すべきです、正直に起こった事象を解明し再発防止策とその妥当性を世に問うべきでしょう。
又一方、原子力の負の面ばかりを強調して反対運動するのは何とか許容出来ますが、明らかな誤解や捏造記事にのっとった反対運動の推進は反対運動の正当性まで否定されます。
出来うるなら何度も何度も繰り返し書くが「原発がどんなものか知ってほしい」と言う8割方虚偽の文章は、早急に抹消されて欲しいものです。賛否両論双方にとって虚しい議論で時間とエネルギーを浪費するだけですから。


さて浪費と言えば・・・・昨日のT-D戦はまさに投手の消耗合戦でしたね。
2003年に阪神が優勝した際、巨人戦でこういう試合がやはり4月にありました。
果たしてそんな曰く付きの試合と後で気づく試合になるんでしょうか。?

龍虎相まみえる

昨日は阪神競馬場で桜花賞が行われ、大本命のウォッカが2着に破れた。尤も1着も3番人気のダイワスカーレットだから本命サイドで決着した模様である。
本命と言えばマスターズにおけるタイガー・ウッズ、13番イーグルで2打差に詰め寄った時には伝説を作るのか?とも思われたが、アイアンのシャフトを折ってツキが逃げたか、最後まで見せ場を演出すること敵わず破れた。

一方遠征中の我が虎軍団は「阪神貧打特別」にでも出走している模様で、チーム長打率では12球団最下位と言う有様だ。点は取れず先発は早々と降板する展開ではシーズン乗り切るのも容易では無いでしょうね。
そして巨人の投手陣は予想通り現状手強い、昨年の失速を持ち出して大丈夫なんてアホな阪神ファンを見かけるが、2003年の阪神飛び出しを見て6月には落ちると予測した他球団ファンと何ら変わらない。
今季の巨人は投手力に支えられた本物の強さが見せはじめている。但し監督の指揮能力は相変わらずみたいで不可解とも思える采配は十分つけ込む隙が有りそうです。

さてさて明日からは本拠地甲子園で最大の敵である落合竜を迎え撃ちます。昨年までと同様山本昌・川上に今季は3年目左腕長峰をぶつけて来る模様ですね。左右病?のオカダがどういう作戦を立てるのかが見物です。

ところで奇妙な符合ですが、明日10日は大阪市立美術館にて「ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品展、パリを魅了した江戸の華 -北斎・写楽・歌麿」なる特別展覧会が開幕します。この展覧会の呼び物が北斎の龍図・虎図。
国内所蔵だった虎図は知られていたが、海外へ流出していた龍図と対幅であることが2005年にわかりました。
今回ギメ東洋美術館所蔵浮世絵名品を日本で公開するに当たって、およそ100年ぶりに龍虎の再会が果たされた訳ですが、前宣伝の写真を見ても龍虎の睨み合いには迫力が有りますね。

もう一方の落合竜と岡田虎の睨み合いも、上記のような迫力と緊迫感を与えてくれれば幸せなんだが。

http://www.city.osaka.jp/museum-art/




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およよ・・そんなバカな??

春の珍事か東北楽天が3位に浮上した、まぁ借金1と言う現実はさておき楽天の何が今季違うのかを検証してみよう。
楽天が弱いのはなんと言っても得点が不足しているお陰で有った、下記にこの三年間の成績を示すが、打率は決してリーグ最下位では無かったが、決定力即ち長打力が不足していたのだ。
例えば2005年は打率・出塁率ともに日本ハムと大差は無いが長打率で6分の差が結果的に得点で100点もの差となっている。この傾向は昨年もで長打率に難が有るために得点が伸びない。
処が今季は何とビックリ現状長打率ではリーグ首位だ(笑)、お陰で得点もリーグ2位と大躍進している。
では楽天は今季の台風の目となるのか?、はやはり難しいだろう。もう一つの課題である投手力の改善は有る程度進んでいるが、ここまで失点はやはりリーグ最下位、年間では600失点を切るのは難しそうであり、安定的な成績を残す為にはここが改善されるまで待つ必要が有ろう。
しかしながら2年前と比べると遙かに強くなった、相手が楽天なんて甘い目論見を持つと痛い目にあわされるのは確実だろう。


2007 打率  出塁率  長打率  得点  失点
西武 0.267  0.312  0.408   47   38
福岡 0.254  0.300  0.386   55   40
楽天 0.252  0.309  0.423   51   51
オリ 0.242  0.297  0.393   45   47
ハム 0.241  0.285  0.341   32   41
千葉 0.220  0.276  0.329   31   44

2006
西武 0.275  0.334  0.421   645  556
ハム 0.269  0.314  0.418   567  452
福岡 0.259  0.316  0.373   553  472
楽天 0.258  0.313  0.355   452  651
オリ 0.253  0.305  0.370   481  570
千葉 0.252  0.312  0.382   502  562

2005
千葉 0.282  0.343  0.446   740  479
福岡 0.281  0.335  0.451   658  504
西武 0.269  0.332  0.433   604  636
オリ 0.260  0.314  0.375   527  587
楽天 0.255  0.307  0.365   504  812
ハム 0.254  0.307  0.411   605  606



さて昨日の阪神は不振の濱中・関本を下げ林・藤本を先発に使った。共に最初の打席で結果を出し、林は3打点と勝利に大きく貢献した。
しかしながら今夜の相手は高橋尚が予想され、果たして左右病の岡田がどうでるのか?(苦笑)が問題である。
打線の問題はまだまだ続くだろうが、本当の問題は投手陣だ。特に先発で6回まで行けたのがまだたった2回では中継ぎ投手陣の負担は重い。

今朝は元阪神井川がメジャー初登板・・・・自滅7失点と最悪のデビューでした。
ところがチームは逆転勝ちとは幸運な奴だ。

二つの隠蔽に対し

奇しくも4/1付け社説で3紙が一連の原発不正について言及している。
その中で最も凡庸で何一つ解決策すら打ち出せていないのは毎日だ、罰則強化だけで事例が減らないのは飲酒運転の実態を見れば判る。
朝日は・・・らしくもなく、ミスやトラブルはあってしかるべき、従って「電力業界は、今こそ発想を転換すべきだ。国の原子力政策を背負う企業だからこそ、ミスやトラブル、ヒヤリとする出来事の情報を明らかにして、大事故を食い止める必要がある。」と。1紙特異なのはやはり産経で、
----------------------------------
 そもそも電力会社がこの約4カ月間に行ってきた一連の報告は、過去の不具合や誤操作などを総点検し、隠すことなく公開することにあった。

 経産省の目的も、地域を含めて電力会社間で情報を共有することで、今後の事故防止や安全性の向上に役立てることにあったはずだ。しかし、現状は、本来の目的を忘れたかのようなバッシングの嵐となりつつある。

 判明した不正には悪質な偽装や隠蔽(いんぺい)工作が含まれている。しかし、これらの不適切な事例は、社内の過去の掘り起こしという真摯(しんし)な努力で明らかになったものである。糾弾ばかりに終始していては意味がない。
----------------------------------
と今回の問題そのものの原点を見つめ直そうとの姿勢を明瞭に打ち出している。
ましてや今回判明した事例での「臨界事故」と言う言葉だけが一人歩きし、さも大事故のように書き立てた挙げ句にJCOの臨界事故を防げたかも?なんて噴飯モノの論評が横行するのを鋭く批評している。

確かに隠蔽は拙い、この点は徹底的に叩かれるべきだ、しかし報告義務の無いケースも多々有った訳で、この辺は今後のルールを明確にし透明性を高める工夫が急がれる。
但しムードだけでの規制強化は時としてあらぬ方向性を持ちかねない、関西テレビの捏造放送を受けて総務省が規制を強めようとしているが、明らかに政治家や政府に取って拙い放送を規制したいが為と言うのが透けて見えるからだ。

なお上でJCO臨界事故は防げなかったと私は断言しているが、此は原子力をかじった者なら簡単に判ることです。
原子炉はそもそも臨界を保つために作られたもの、今回の事象はトラブルから予期せぬ臨界を生じた。
他方JCO事故は絶対に臨界になってはいけない場所で、臨界になり得ない装置及び手順を講じていた筈が、会社ぐるみで裏マニュアルを作成し、安全マージンと引き替えに作業の効率化を計った結果事故に繋がった。
確かに直前に臨界事故発生と報じられれば一時は避けられるだろうが、何れは臨界事故を引き起こす会社体質だったのは改まらないだろうからだ。

さてさて今回の一連報道で、BWRの制御棒駆動機構には一定条件下で炉心からの予期せぬ逸脱が発生することが判明した。この辺早急に全BWR関係者合同での作業手順書標準化と機器の改良にに取り組んで貰いたい。
しつこく書くが、この事象は定期検査中の手動操作以外には起きない事象だ、運転中には無関係な事なので原発が大事故を引き起こすと言った類のものでは無いことを理解したい。

なお、今回一連の騒動で触発されたかのように、「原発がどんなものか知ってほしい」と言う以前取り上げた怪文書が増殖速度を上げている。何度も言うが反原発運動はキチンとした権利だから保護されて当然、しかしながら明らかに虚偽の文章を前提にすればそれは自己の運動の正当性すらねじ曲げかねない。


主要4紙のうち読売を除く3紙が西武裏金問題の中間報告に対し社説を載せた、論調及び切り口は異なるものの他球団が全く無問題などあり得ない、敢えて全部調査しウミを出し切れと言ったものだ。
他方読売は社説では無くコラム記事として
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 実際に選手の希望がかなえられるのは93年の逆指名制度まで待たねばならなかったが、この国会論議が大きな要因となったことは間違いない。当時、事務方として、法務委員会に出席していた根来代行は「自由を与えろと言っていたのが、今は逆に抑えろと言う。同じ議論の繰り返しだが、その議論をすることが大事」と、選手たちの自由にも配慮するよう訴えたという。

 西武の現金供与問題をきっかけに始まった今回のドラフト改革。希望枠の存廃ばかりに議論が偏り、プロに入る選手たちの意向や立場を置き去りにしてはこなかったか。根来代行は今後、第三者の意見も聞き、議論の経過は逐一公表していくという。プロを目指す若者たちが夢を持てる議論をぜひ期待したい。
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とあくまで西武一球団の問題だと身をかわし、何とか自由獲得枠に代わるものをを復活させようと必死に抵抗している。
選手の自由とは聞こえが良いが、トップ選手のみの権利である自由獲得枠など不平等極まりない事など判りきった話で、この制度で選手の自由云々は当たらない。
その上で、ではトレード制度はどうなんだ?選手を球団が売り買いしてるも同然では無いか?
球界の制度は矛盾に満ちているが、ドラフトは球団間の戦力均衡化が目的であり、それは野球の面白さを増すのは間違いない。昨年の優勝で完全に北海道に根付いた日本ハムの様に、色々なチームが優勝争いに加わる事がプロ野球全体の利益に繋がる。
又上記主張をしながら、ドラフト前時点でアマが海外球団との契約を制限しようと画策しているのはどういう事だろうか?。それこそ選手の自由を奪うものでは無いだろうか。
従って読売の主張は矛盾だらけだ。


さてさて昨日のG-T戦、阪神ファンにはお寒い内容でしたね。下位打線の貧打振りはボール球に手を出しまくりって状況では改善不能でしょう。代打で出てきた浅井や高橋もボールを振りたおしてました。
今日は能見・・・・前回は勝てたが制球が非常に悪かった、修正出来たかが勝負のポイントだろう。
一方相手は門倉、昨年はカモにしてたが今季の滑り出しは負けたとは言え上々、現状の打線では手こずる可能性が高い。


楽天田中の投球-2

楽天田中が2度目の登板を6回1失点で切り抜けた、その内容を又検証してみる。

前回と大きく違うのは低めへのストレート。前回57球中26球がストレートであるが全球真ん中より高めであった。
今回106球中54球がストレートだが、11球が低めに来ていた。その影響かボールになるスライダーを結構振って貰えるようになっている。
但し、やはり高めストライクコースのストレートが通用するほど甘くは無く、5安打打たれた内3本はその高めストレートでの被安打だ。
現状140キロそこそこのストレートで勝負するなら、もう少し緩急が必要だ。
配球的に10%に満たないカーブやチェンジアップ、しかも殆どがボールと言う内容ではストライクを取りにストレート投げれば打たれるだろう。
今回は打線的に湿っている日ハム相手だったわけで、1失点で済んだとも言える。
次回オリックスとの対戦が予想されるので、どこまで修正できたかもう一度確認してみたい。


さて他方我が阪神は・・・・・打撃絶不調ですね(苦笑)。開幕から5試合で5番から8番までの出塁率が2割以下って案配ですから

 長打率 出塁率
中日  0.490 0.310
巨人  0.461 0.341
広島  0.361 0.307
ヤクルト 0.357 0.306
横浜  0.306 0.240
阪神  0.304 0.302


上のチーム長打率を見れば如何に阪神の状態が深刻か判る、まぁ始まったばかりなので騒いでも仕方ないが、この不振が2週間も続けば危険だろう。
なお巨人がそこそこ頑張っている、パウエル・上原を欠きながらも先発が踏ん張れている。
昨年の飛び出しは打線のみに頼ったもので、直ぐに息切れすると予測したが今季は違う。
今日からの対阪神3連戦・・・・・どうなるんでしょうか?。


西武の問題だけか?

西武の裏金調査中間報告が波紋を拡げている、球団ぐるみで選手のみならずアマ指導者へも、多額な謝礼金が支払われていた実態が浮かび上がってきた。
予想はしていたがアマ側にも相当問題が有り、この問題の根っこは深いだろう。
なんと言っても一流選手に上り詰める・育て上げるには、選手個人の素質もだがカネが掛かると言う実情がある、そう言った意味合いでプロ側からの利益供与に繋がる土壌は存在するだろう。
しかしこの裏金供与、受領した側が全く無申告ならば立派な脱税だ、契約金を上乗せした選手名を公表しないと言うが、この点までしっかり調査すべきだろう。

実際のところ西武が実行していて他球団が手をこまねいていた訳でもなかろうし、この際全球団の調査に踏み込むべきではないか。西武だけを悪者にし、知らぬ存ぜぬを決め込むであろう姿勢では、今後どんな自浄方法を決めようが、説得力の欠片も見えない筈だ。
電力業界が過去の不正を全て自主報告し、バッシングの嵐となっているが、敢えて本当のウミを出し切る覚悟でやっている。球界にここまでの覚悟を求めたい。

再々私はドラフト改革で主張するが、上記の様な不正を生むのがドラフトでの拒否問題だ。
プロに入りたく無い、その意思すら無いと言う選手はともかく、プロには入りたいがこの球団は嫌だなんて我が侭を許すからこんな事になる。拒否すれば翌年ドラフトは指名受ける権利無しにすれば良い筈だ。江川問題から職業選択の自由なる不可思議な論理を持ち出されているが、希望する者が全員雇用される訳でも無く、ましてやどんな会社でも希望する部署に配属される訳でも無い。
可哀想だなんて感傷的同情なんて世間の風潮こそ上記不正を生む土壌そのものだ。

1.完全ウェーバー制度。
2.指名拒否の場合翌年のドラフト指名から除外。
3.当初契約金の大幅減額、1軍登録時に増額。
4.球団経理内容の公開。
5.FA制度の根本的改革、移籍の自由は認めるべきだろう、但し現在の金銭的・人的保証ではなくドラフト指名権の委譲などで担保すべきだろう。

なお海外移籍ではFAで出て行かれると球団には何も残らない、従ってポスティングで売り渡したと陰口を叩かれても大物ならポスティングで損失を埋めたいのは当然だ。
従ってFAは国内移籍限定の制度とし、海外移籍希望ならFAとポスティングをトレードさせる。

追記 下記アドレスから、プロ野球機構へ意見を送信できます。
是非一般の厳しい意見を送信しましょう。

https://fan.npb.or.jp/opinionbox/

平日デーゲーム

楽天がパリーグでも9年ぶりとなる平日デーゲームを開催している。
この時期の東北はまだまだ寒く、昨年など横殴りの雪の中でナイターなどをやっていた位だ。
まだ学校は春休みであるからこそ実施できたのだろうが、この英断は賞賛すべきだろう。
実際観客は昨日今日でおよそ1万1千人程で、周辺人口などを勘案すれば大成功と言える。

まぁメジャーではカブスが真夏でもデーゲームやってて、その過酷さが優勝から遠ざかっている原因だとも揶揄されているが、デーゲームが増えるのは結構な事だ。

その楽天、昨日日ハムに勝って指定席だった最下位を一時的に脱出した。今後も上位を食ってパリーグをかき回して欲しいモノです。
おっと今日も敗色濃厚な9回に3点取って同点延長入りですかぁ~。
しかし日本ハムの貧打はちょこっと心配ですね、阪神もですが。

なおオリックスはローズの再雇用が非常に効果的で、ラロッカ・北川とのトリオが爆発している。
特にラロッカの出塁率が現状非常に高く、そして初っぱなにローズが一発かましたものだから警戒が厳しく四球数がパリーグトップ。即ち北川にチャンスが非常に高い確率で廻ってきており、生かした北川の打点はパリーグ3位と理想的に廻っている。ただ問題は清原が戻ってきたとき・・・・どうするのか?だろう。



希望枠撤廃を正式決定

先日既報のように今季ドラフト改正案が根来コミッショナー代理素案のままで決まった。
しかしよく考えてみよう、拙速の議論を避けようと言う大義名分で希望枠撤廃を先送りしたのに、何で修正案はこんなに拙速な議論で済ませるのだろうか?。
如何にも今秋ドラフトでの高校生分離を何が何でも守りたい意志を感じるのは私だけだろうか?。
事実その上に1巡目抽選は何度でも抽選を繰り返すと言う改悪状態になったのを受けて、広島は「ドラフトを2つに分ける限り、どちらを中心にするかは球団戦略。決まるまで入札を繰り返す方式は人気・実力球団にはいいが下位球団にはつらい」と訴えた模様で、当然の判断だろう。従って1巡目指名回避した場合の担保策を盛り込まれたが、如何にも取って付けただけの印象しか残らない。


以下サンスポ記事から引用
◆根来泰周コミッショナー代行

 「専門家、学識経験者を呼んで意見を聞くというのは1つの方法だと思う。議論の経過は全部公表しますよ。1球団のためにやってるわけじゃない。いろいろな意見があることをわかってもらわないと。(経過ではなく)結論だけで判断されるような傾向は、僕も我慢ならん」

◆巨人・清武球団代表

 「今年のドラフトでは2巡目以降は現行通り。コミッショナーの仲裁案を受け入れることを了承した。委員会は6球団の代表が委員となるが、そのほかの球団が入っても構わない」

◆ロッテ・瀬戸山球団社長

 「制度設計をきっちりするのは大切だが、球界のことを考えると希望枠は廃止の方がいい。新制度はドラフトの目的や理念を踏まえて、いい方式を作れればいい」

◆中日・伊藤球団代表

 「高校生と大学生・社会人に分かれているドラフトを一本化しての完全ウエーバーがいいと思っている。戦力均衡の意味ではそれがいい」


まぁこのコメントを見れば筋書きはバレバレですがねぇ。


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